【試して納得】災害時にも役立つ3万円以下の小型ポータブル電源

レビュー&コラム

井上です。日経新聞「プラスワン」(9月28日号)「試して納得」というコーナーの記事を執筆しました。今回のテーマは「小型ポータブル電源」です。

いざという時のためにポータブル電源を用意しておくと安心ですが、いかんせん、ポータブル電源は価格が高くてなかなか手が出せません。そこで、今回は3万円以下で購入できる3品を試してみました。この価格帯の製品は、バッテリー容量は小さめではあるものの、本体サイズがコンパクトなため、普段部屋に置いておいても気になりません。被災時に避難所で過ごす時も、このサイズなら気兼ねなく持ち込めそうです。

ということで、今回試したのはこの3品。

各製品の詳細なレビューは本紙をご覧いただきたいのですが、私の感想としては、持ち運びを重視するならば超小型のJackery Explorer 100 Plus、大容量と複数機器の充電を重視するならばアイリスオーヤマ バッテリーステーション、家電製品の使用など多機能性を求めるならEENOUR ポータブル電源 P200が最適な選択と感じました。

それぞれの製品には長所と短所があるので、自分のニーズに合わせて、最適な一台を選ぶことをおすすめします。価格、サイズ、重量、容量、出力、充電時間など、様々な要素を総合的に判断し、自分にとって最も使いやすい製品を選びましょう。

井上 真花(いのうえみか)

井上 真花(いのうえみか)

有限会社マイカ代表取締役。PDA博物館の初代館長。長崎県に生まれ、大阪、東京、三重を転々とし、現在は東京都台東区に在住。1994年にHP100LXと出会ったのをきかっけに、フリーライターとして雑誌、書籍などで執筆するようになり、1997年に上京して技術評論社に入社。その後再び独立し、2001年に「マイカ」を設立。主な業務は、一般誌や専門誌、業界紙や新聞、Web媒体などBtoCコンテンツ、および広告やカタログ、導入事例などBtoBコンテンツの制作。プライベートでは、井上円了哲学塾の第一期修了生として「哲学カフェ@神保町」の世話人、2020年以降は「なごテツ」のオンラインカフェの世話人を務める。趣味は考えること。

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