武者小路実篤がお気に入りだったらしいこの宿、当時は「共栄館」という名前だったらしい。宿にあった説明によると、湯治にここを訪れた実篤が、痛みがすっかりとれたことに感激し、ここを常宿にしたらしい。一年の半分をこの宿で過ごし、「愛と死」もここで執筆したという。今回、義母の退職祝いということで、少し値は張ったけれど、がんばって露天風呂つき個室にした。
宿の入り口にある看板。日帰り温泉としても使えるらしい
これが部屋の全貌。魚眼レンズで撮ったので、少し見にくいかも…
部屋についている露天風呂。木でできていて、お湯を入れると大変いい香りがする
お風呂の横についているデッキ。ここから中庭に出て、散策できる。中庭は、日本庭園