先日の日記に反響があったので、改めてその具体的な方法をご紹介しようと思う。
インターネットマシンのメニューには「ツール」という項目があるが、この中は「PIMツール」「タイマー/時計ツール」「文書/録音ツール」と分類されていて、「文書/録音ツール」の中に文書編集用の「メモ帳」と、付箋的に使う「ちょこっとメモ」がある。
「ちょこっとメモ」は、キーボードからワンタッチで呼び出せるようになっているので、いってみれば「ロディア」ような使い方ができる。ここでメモした内容は、保存時に「メモ帳登録」「付箋登録」「カレンダーに登録」「予定リストに登録」「アドレス帳に登録」「テキストファイル保存」「Web検索」の中から選べるようになっている。このとき「テキストファイルに保存」を選び、保存先をmicroSDに指定すれば、このメモはテキストファイルとしてmicroSDに保存されるため、パソコンでmicroSDを読み込めば、そのままテキストとして利用できる(ややこしい言い方ですいません…)。
余談だが、インターネットマシンでネットブラウズしていて、「このサイトにある情報を保存したい」と思ったら、これもテキストファイルにして保存することができる。わたしは、インターネットマシンで夕ご飯メニューを検索し、出てきたレシピをコピーしてテキスト保存し、データベースとして保存するという使い方をしている。
本題に戻ろう。「メモ帳」は、文章を編集するソフト。PDAの「メモ帳」と同じ使い方ができる。ここで作成した文章は、メール本文として送ったり、メールにテキストファイルとして添付することができるし、必要であればテキストファイルとして本体およびmicroSD内に保存することもできる。つまり、「ちょこっとメモ」同様、microSDをパソコンで読み込めば、普通のテキストファイルとして扱うことができる。
反対に、microSD内のテキストファイルをインターネットマシンで編集することもできるが、少し手順がややこしい。まず、「データフォルダ」でmicroSDのファイルを表示し、「その他のファイル」にあるテキストファイルを選択(なんと、ここでエンコードを変換することもできる!)。テキスト内容が表示されたら、ここで「メモ登録」をすると、この内容が「メモ帳」に登録される。あとは、先ほど説明したのと同じ。「メモ帳」で編集し、再度これを「テキストファイル保存」すればいい。それが面倒であれば、メールに添付して自分のアドレスに送るという方法もある。
似たようなことは、ほかの携帯電話でもできるのかもしれない。ただ、私にとってはテキストファイルが携帯電話で編集できるということがとても驚きだった。しかも、この横長ミニパソ画面とキーボードを使って編集できる、ということが。