「リビングの壁一面を本棚にして、家中の本をここに集めよう」計画に賛同した娘が、彼女のもっている本やコミックを全部リビングに移住させた。ハードカバーの本がやたらと多く、あちこち手を出して眺めていたら、そのうちの何冊かはマンガだった。本でもマンガでも、つい読み始めると最後まで止まらなくなる性分で、そのまま数冊をクリア。この作家が気に入ったので、彼女がもっていたコミックにまで手を出し、「NANA」を1〜16巻まで読破してしまった。もともとバンド物は大好物で、学生の頃は「緑茶夢(グリーンティードリーム)」や「おんなのこ物語」を愛読していた。そんな私が、「NANA」が好きでないはずがない。