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帰る立場から、迎える立場へ



 これまでずっとこちらから実家に帰る立場だったのに、今年から迎える立場になった。独り立ちした息子が、一昨日からうちに戻ってきている。なんとなく、不思議な気分だ。息子も娘も恋人ができて、どちらもなかなかいい雰囲気なので、もしかすると次のお正月あたりは所帯を持った子供が里帰りするようなことになるのかもしれない。こうやって、時間は知らぬ間にどんどん過ぎていく。でも、できれば私はずっとこのままで、同じ気持ちのままで生きていきたい。