仕事関連で、携帯サイトを作成中。これがなかなかうまくいかない。携帯サイトをあまり使っていないので、お作法がピンとこないのだ。娘や息子に見せて、ご意見をうかがいながらチマチマと修正を続ける。
彼らのいうことによると、携帯サイトで一番大事なのは「怪しそうでないこと」だそうだ。リンクが切れていたり、説明が足りなかったりすると、彼らは即座に「あやしい」と判断し、二度とアクセスしなくなるそうな。「そんなさ、怪しい怪しいって疑ってばかりいなければいけない世の中ってどうよ、とは思うけどね」と、娘。
とにかく、色は多めに。線や文字に色をつけるのはもちろん、携帯絵文字を多用してにぎやかなデザインにすること。カタカナは半角にして、文字数は少なめに。一画面で全部説明してしまうのではなく、簡単な説明に留めておいて、リンクで移動した先に、より詳しい説明を入れる。無料サービスであれば「FREE」アイコンをつけて無料を強調し、お金のかかるサービスなら「円」マークをつけて注意を促す。文字と画像をギュウギュウに詰めるのではなく、あちこちに「間」を作る。携帯サイトの場合、この「間」のとり方によって「それっぽく」仕上がるのだそうだ。