昨日のレッスンで教えてもらったスケールを、すべて楽譜に書き付ける。自分で書いてみて、ようやく構造がわかった。Cのアイオニアンから始まり、Dのドリアン、Eのフリジアン、Fのリディアン、Gのミクソリディアン、Aのエオリアン、Bのロクリアンは、すべて白鍵で弾ける「ドレミファソラシド」のような音列だが、音を追ってみると「全音」「半音」の組み合わせがどれも違う。この、全音と半音の組み合わせの名前が、つまりそれぞれのスケール(Church Scaleというらしい)なのだ。となると、Cのドリアンはどうなるかといえば、ドリアンは「全半全全全半」の順に並んでいるから、Cから始まってEとBに♭がつくスケールになる。すべてのコードに、すべてのスケールがあるから、全部覚えるとなると、とんでもない数になる…。1から始めると途中でいやになるのは目に見えているので、とりあえず一曲ずつマスターしながら覚えていこうというのが、先生の提案。たしかに、そのほうがよさそうだ。
ついでに、いくつか覚え書き。
- 右手は、歌うように弾く
- 左手は、コードが滑らかに進行するように
- 右手だけでコードとメロディを弾けるようになると、左手が自由になる
- 分散コードを使うとき、右手は和音を使う
- リズムや景色を変えたいときは、一度ペダルをはずす
- テンポを変えず、拍子の取り方を変えると面白い表情が出る
- 空白部分が退屈だったら、コードをばらしてアドリブを入れてもいい