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居心地のいい場所

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 季節柄なのか、体や心の不調を訴える人が増えているような気がする。そういえば、私もなんとなく具合が悪い。日によって「頭が痛い」「背中が痛い」「体が重い」と、つい家人に愚痴をこぼしてしまう。いわゆる「不定愁訴」に近い状況だ。愚痴をこぼしながらも、自分自身に対して「なんや、しんきくさい」と突っ込みたくなる。

 先日、「たけしの本当は怖い家庭の医学」という番組で「こういう人が鬱になりやすい」というチェックポイントを紹介していた。ポイントは、以下の8つ。

・人から頼まれるとイヤと言えないタイプだ
・自分の事より常に相手の事を考えて行動する
・社会や職場のルールに従って生きている方が楽だ
・何事も生真面目に徹底的に取り組まないと気がすまない
・熱中しやすく、凝り性だ
・律儀でむしろ融通が利かない方だ
・責任感が強いとよく言われる
・家事や仕事等で無理をしてしまいダウンすることがよくある

 この中に当てはまる項目が6つ以上あれば、うつ病を発症しやすいとのこと。私の場合は、ちょうど6つだった。違っていたのは、「自分の事より常に相手の事を考えて行動する」「社会や職場のルールに従って生きている方が楽だ」の2項目。私はワガママな性格なので、自分のことを優先して行動するし、ルールがあればむしろそれを破りたい。つまり、ワガママな性格であってよかった、ということだ。ちなみに、相方は「1つしかなかった」とのこと。彼は絶対に鬱にならないタイプなのだろう。ちょっとうらやましい。

 さて、上のチェックポイントで6つ○がついてしまったという人に、私からささやかなアドバイスを。自分にとって居心地のいい場所を、どこかに用意しておくといい。家の中のどこか一角でもいいし、お気に入りの喫茶店でもいいし、つい長居してしまう本屋さんでもいい。そういう場所を心の中にひとつ、確保しておけば、たとえその場所になかなかいけなくても、「これが終わったらあそこでのんびりしよう」と思うだけで、少し気分が楽になる。

 私の場合、クローゼットをひとつ確保して、そういうスペースを作っている。そのクローゼットの扉を開けると、お気に入りの本やレコード、小さいときに子供が書いた絵、編み物セットなどがディスプレイされていて、眺めているだけで気持ちが楽になる。つい先日、何日か忙しい日が続き、体も頭も悲鳴をあげて「もう無理だ〜!」と叫びそうになったことがあったが、ふと思い出してこの扉を開き、レコードを手にとって針を落としてみたら、すーっと気持ちが楽になった。

 ところでこの写真は、昨年訪れた「西の魔女が死んだ」の舞台になった家のキッチン。残念ながら、今の私の家にこういうキッチンはないけれど、もしこういう場所があれば、間違いなく一番のお気に入りになるだろうと思う。窓から差し込む光、よく使い込まれた道具たち、優しい色合い…すべてが私のツボだ。いつか、こういう場所で暮らせたらいいなというのが、目下の私の夢だ。

本日の行動記録

06:52 6時起き。1時間ほどネットをブラブラ、原稿かきかき。 [行動記録]
07:43 朝ごはん。しめじ野菜炒め。 [ごはん]
09:47 お仕事開始!
10:21 藤原さんの、とても幸せな写真 /b 藤原ノート - SEIKO 防塵型 KS474M 掛時計 ( http://n.photolog.cc... )
10:29 がんばってますなぁ^^ > リエ
11:21 「居心地のいい場所」/b 真花の雑記帳 Neo ( http://www.office-mi... ) [ブログ更新]
13:05 ランチ終了。これから午後の仕事を再開します。 [行動記録]
13:31 更新しましたー/b 座り方が変?-チョコとマロ、ふたりは友だち | 犬のブログが満載!いぬのきもちweb ( http://pet.benesse.n... ) [ブログ更新]
14:27 パタパタ校了が進み、いい気分。 [つぶやき]
16:21 期間限定で、もう終わってた… がっかり。/b 焚火 | 世界のお茶専門店LUPICIA オンラインストア ( http://www.lupicia.c... ) [つぶやき]
18:15 もう仕事はおしまい!

コメント (5)

@yu:

まあ一番の解決法はプラス思考ですね。

ストレス貯めるなと言っても、ストレス抱えやすい世の中でどうすればいいねん。と言う話です。
解消してもまた出てくる。
忙しいわ。

まあお医者さんの言うことは隅に置いて普通に生きるといいです。
真に受けたら余計にショックですよ。
病気だと知らずにまるで普通にしんだかのごとく自然死もどきの死を迎えるのがいいです。
まっお医者さんから逃れることができないから、聴いたらすぐに頭から抜けるというので。

真花:

@yuさん。
誤解させてしまったかもしれませんが、
私は、全然大丈夫です。
お医者さんの診断は受けてないので
どうぞご心配なく!

紙魚子:

私の理想とする夢の居場所は、原田知世主演の映画『時をかける少女』の中にあります。
ヒロインが好きになる未来少年の部屋! 彼が現代人の記憶をいじくって、まんまと彼の保護者にしたてあげた年配のご夫婦が、彼のために用意した部屋なんですが、少年にはもったいなすぎるアンティークに溢れた贅沢な一室。もしかしたら屋根裏部屋だったかもしれない。資料がないので、ほぼ25年前の記憶一辺倒なので、脳内粉飾されているかもしれません。

真花:

紙魚子さん。
その映画は見たことあるのに、その部屋は全然思い出せない…。
きっと、その映画をみたときに、紙魚子さん。
「ああっ!ここだ!」とビビっときたんでしょうね。
そういえば。
昔、紙魚子さんと一緒に行った京都の喫茶店も、いい雰囲気でしたね。
京都駅前の、あのお店。

@yu:

いや。別にみかさんがなってるか?なってないか?は思ってないですよ。
ストレス無くせと言われてもストレスがなくなってもまた襲来してくるからきりがないなという私の考えです。

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