会いたい人がいる
昨日、実家から自宅まで戻ってきた。片道1300キロのロングランは、行きはよいよい、帰りは怖い状態。渋滞や事故の影響で遠回りすることもあり、正直いつもより疲れた。東京近くまで戻ってきたとき、ふと思いついてTwitCastingで初めての生中継をしてみた。リンク先にアーカイブが残っているので、興味がある人はどうぞ。
実家の屋根裏部屋にあったダンボールをひとつ、持って帰った。その中には、17歳だった頃の私の日記や手紙が入っていた。自宅に戻ってから、ひとつひとつゆっくりと読み返してみた。どれもこれも懐かしく、ちょっとばかり恥ずかしいものばかりで、大方は処分することにしたが、一部捨てられないものがあり、手元に残すことにした。中でも、「ゆっこ」という人からもらった手紙は大変印象的だった。
正直、私は彼女が誰なのか、すぐに思い出せなかった。しかし、おびただしい数の彼女からの手紙が残っているので、よほど深い付き合いだったのだろう。その言葉は、どれも心に響くものばかりだった。何通か手紙を読み進めていくうちに、彼女のことを少しずつ思い出した。たしか、ちょっとしたきっかけで突然私たちは親交を深め、クラスが違うのに何度も互いの教室を行き来して手紙を交換した。しかしそれもあまり長くは続かず、何がきっかけだったのか忘れてしまったが、疎遠になってしまったのだ。
当時のことを思えば思うほど、彼女との縁が切れてしまったことがとても口惜しい。これほどの人は、なかなかいない。もしかなうことなら、今でも彼女を探し出し、また話をしてみたい。そう思い、インターネットで検索したり、「このゆびとまれ」で探してみたが、残念ながら彼女を見つけることはできなかった。
だから、一縷の望みをかけて、この日記で呼びかけておこうと思う。長尾高校の卒業生だった、太田裕子さんへ。「井上美加」という人間を覚えていたら、コメントでもメールでもいいのでご連絡ください。