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2010年08月 アーカイブ

2010年08月01日

写真日記を始めます

 実は6月17日以来、iPhoneで秘密日記をつけている。ネットに出さない、プライベートな日記。本来、日記とはそういうものだった。表に出さない日記なら、本音が書ける。公に言えないことも安心して言える。いまさら、そんなことに気づいた。このプライベート日記は、一日も欠かさず書いている。ブログが長らく中断している理由も、この日記の存在が大きい。わざわざ二度、同じことを書きたいとは思わない。

 とすると、今後このブログをどうすればいいか。一度は中断することも考えたが、それもちょっともったいないような気がする。せっかく1997年から続けてきたのだから…という思いもある。そこで、新しいスタイルを考えてみた。一日一枚、ここに写真をアップし、それにコメントをつける程度であれば、プライベート日記と内容が重なることもないだろう。ということで、8月1日付けで写真日記を始めようと決めた。

 ということで、まずは8月1日の写真。登場人物に怒られそうなので、サイズは小さめにした。これは、池袋のパルコにあった、デザイナーの設計による休憩所だそうだ。発想のきっかけは、ハンモックだろう。なかなか気持ち良さそうだ。

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2010年08月02日

人間が好きすぎる

 「かわいすぎる海女」とか「美人すぎる議員」とか、「〜すぎる」という表現がはやっているけど、だったらうちのチョコさんは「人間が好きすぎる犬」だと思う。とにかく、そばにいるだけで幸せ。この写真は、朝、相方の膝に乗って袖の間から顔を出しているところ。

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2010年08月03日

熱暴走?

 昨日、本日と、極めてMacの調子が悪い。何度も止まる。マウスを動かそうとすると、びくとも動かない。そんなことばかり繰り返している。PRAMクリアだとか、メモリ交換だとか、アクセス権修復だとか、とにかくできることはなんでもやってみた。でも、だめだ。またすぐに止まる。根気が尽きてしまいそう。

 写真は、そんな人間の戦いには目もくれず、ひたすら幸せそうに昼寝するマロくん。

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2010年08月04日

秋葉原に咲く花

 今日のランチは、スペイン料理の店でパエリア。パエリアの写真も撮ったが、Twitterでリエちゃんから「食べ物の写真ばっかりにならないように」とクギを刺されたので、これはお蔵入り。帰り道、歩道脇の小さな花壇にきれいな花が咲いていたので、撮ってみた。これは朝顔かな、それとも他の花かな。

 Twitterでフォローしているインフォテリアの社長、平野さんは、毎朝散歩の途中で花を撮り、Twitterにアップしている。毎朝毎朝、よくネタが尽きないものだと思ったが、ご本人いわく「気をつけてみていると、結構咲いているものですよ。特にこの季節は、どれを撮ればいいか迷うぐらいに」とのこと。たしかに、そう言われてみると結構咲いている。いつも歩いているはずの道に、これだけの花があったかと驚くほどだ。つまり私は、これまでちっとも風景を見ていなかったということだ。

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2010年08月05日

どこまでも伸びていく

台所でずっと放置していたさつま芋から、芽が出ていた。「もうこれ、あかんね。食べられへん」と言ったら、相方が「じゃ、植えてみようよ」と言った。

捨てるのは簡単だけど、それじゃ面白くないし、もったいない。なにかこう、もっと楽しい展開はないものか。相方はいつも、そんな発想でものを考える。見習いたいものだと思う。

で、植えたさつま芋がその後どうなったかというと、伸びるわ伸びるわ、ベランダのどの鉢植えより元気に枝を伸ばしていった。となりの鉢まで侵略しそうな勢いだ。こんなにまで育つなんて、全然知らなかった。






2010年08月07日

地上に咲く花火

地面から湯気が立ちのぼるほどの熱気の中、銀座まで買い物に出かけた。ただ歩いているだけで、汗が止まらない。途中、ランチを食べるためにパスタデココに入ったが、店を出るときに冷たく冷やしたお手拭きを手渡された。首の裏に当てると、気持ち良かった。

写真は、道端に咲いていた花。まるで花火のようだ。




2010年08月08日

本屋の楽しみ

読みたい本があり、紀伊国屋書店の在庫検索サービスで調べたところ、豊洲ららぽーとに在庫僅少との結果が出たので、午前中に出かけた。この検索サービスはとても便利で、その本がある棚まで教えてくれる。おかげで、残り一冊をギリギリ押さえることができた。相方も、欲しい本を何冊か見つけたようだった。

それにしても、本屋は楽しい。いつもは必要なものだけAmazonで注文して済ませているけど、たまにはブラブラと見て歩くのもいい。つい買い過ぎて、帰りの荷物が重くなりすぎるのも嬉しい。しかも、家に帰り着いたあと、エアコンの効いた部屋でゴロゴロ本を読む楽しみまでついてくる。




2010年08月09日

盛岡みやげ

三日間の研修に参加するため、土曜日から盛岡に行っていた娘。案外律儀なところがあって、きっちりお土産を買って先ほど帰ってきた。特にオススメなのは、イカウニのビン詰め。土産屋で何度も何度も味見して、決めたそうだ。本当に、食べることには手を抜かない奴。いったい、誰に似たのやら。




2010年08月11日

生牡蠣をなめてはいけない

本当に美味しいのだから、生牡蠣は。

夏休み返上でお仕事する代わりに一日一回はご馳走食べよう計画、進行中。今日は、満を辞して、いよいよ生牡蠣を食べにいった。祐天寺にある「かき小屋」は、キロ単位で牡蠣をだす店。今回は、相方と二人で焼き牡蠣一キロ、生牡蠣十二個、蒸し牡蠣六個、サザエ二個、ホタテ二個をペロリと平らげた。これぞ贅沢!

写真は、宮城と北海道とニュージーランドの生牡蠣。




2010年08月15日

特別な夏休み

マイカの夏休みは、今日でおしまい。明日から、また日常が始まる。

今回、仕事の都合でお休みがとれなかった。それでも、電話連絡がないというだけで、ずいぶんのんびり仕事ができた。マイペースで仕事に集中できたという意味では、たしかに非日常だったといえる。

本も、たくさん読んだ。個人的に興味がある分野について、この一週間を使ってじっくり読めたのもよかった。キャンピングカーでロングランに出られなかったのはちょっと残念だったが、たまにはこんな時間を持つのもいいな、と思った。

写真は、お気に入りの椅子でのんびり過ごすチョコさん。





2010年08月16日

100個の蝉の抜け殻

 「今年は、特に蝉の抜け殻が多かとよ」と、電話で父が言った。「100個でん、見つかるけん」と聞き、うっかり100個の蝉の抜け殻を想像してしまった。蝉は嫌いではないが、それだけあると思うと、さすがにあまり気持ちよくはない。

 息子が小さいときは、夏といえば蝉だった。夏休みになると、息子は朝早くから虫取り網を持って家を飛び出し、昼過ぎには虫かごを蝉でいっぱいにして、夕方にはその蝉たちを空に放っていた。釣りでいえば、キャッチ&リリースだ。毎日毎日、飽きることなくそれを繰り返していた。

 そんな息子も、今や一児の父だ。先週末は久しぶりに桑名に戻り、やっと妻と子どもを自分の父親に引き合わせた。長年、いろいろ複雑な思いを重ねてきた父と息子だったが、赤ん坊を交互に抱いたりしながら、ひっそりと心通わせることもあったようだ。その瞬間を目撃した娘から「本当に嬉しそうだった」という報告を聞き、私も心底ほっとした。やっぱり、新しい命の存在は偉大だ。つまらない大人の確執など、ふっとばしてしまうのだから。

 写真は、先日、買い物を終えて家に戻ってきたとき、家の前の道路に落ちていた蝉の抜け殻。こんな都会で蝉の抜け殻に出会えるなんてと思ったが、考えてみれば朝な夕なに蝉の声を聞いているのだから、抜け殻が落ちていたってさほど不思議ではない。

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2010年08月17日

少し日が短くなった

 現在、午後6時20分。見上げると、もう夕方の空だった。ぽつんと月が輝いていた。


 夏の盛りが過ぎ、日が短くなってきているのだ。これから秋にかけて、少しずつ涼しくなっていくだろう。いや、ぜひそうなっていただきたい。

 それにしても、昨日、今日の暑さは、尋常じゃない。天草の両親のことが、気になってしょうがない。一昨日、母は家の中にいたにも関わらず、熱射病のような症状で寝込んだそうだ。なんとか無事に、夏を乗り切ってほしい。

2010年08月19日

PDAでミルフィーユ

 本日、思い立って「PDA博物館」秘蔵のPDAを持ち出し、一人撮影会を行った。Palm、HP100/200LX、W-ZERO3の3種に分け、それぞれを重ねて「PDAミルフィーユ」というオブジェを制作してTwitterに公開したところ、大変好評だった。記念に、日記にも掲載しておこうと思う。

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 この画像を見た数名のフォロワーさんに、「うちのPDAを寄贈したい」とお申し出いただいた。大変ありがたい。特に、あの山田達司さんが挙手されたのには驚いた。おそらく、日本で一番Palm端末を持っている人だ。どんな稀少種が展示されることになるのか、とても楽しみである。

2010年08月21日

「蘇」という食べ物

 「45日間奈良時代一周」というテレビ番組で、はじめて「蘇」という食べ物を知った。「蘇」を「Wikipedia」で調べてみると、

蘇(そ)は、古代の日本で作られていた乳製品の一種。8世紀から10世紀にかけての頃、日本で最初に作られたチーズである。製造方法は、延喜式の中にも記録されている(物納として用いられたことから)。また、蘇をさらに熟成・加工して醍醐(チーズ様の乳製品)も作られた。

とある。番組内では、長尾王が好んで食べた食物として紹介し、その作り方を説明していた。なんでも、「1斗の乳を火にかけ、かきまわしながら8時間煮詰めると、1升の蘇ができあがる」とのこと。牛乳だけで作り、ほかには何も入れない。出来上がったものは、想像に反して黄味を帯びた、チーズケーキのような色合いだった。これを見て、大変「蘇」に興味をもった私は、なんとしてもこれを食べてみたいと思うようになった。

 本日、相方がインターネットをみていて「蘇が、新宿にあるらしい」といった。となれば、これは買いにいくしかない。その店とは、新宿南口の近くにある「みやざき館」であった。そこで手にいれたのが、これである。

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 ゴディバのチョコを思わせる高級感のある箱をあけると、そこにこの「蘇」が2本入っていた。これで、ひと箱1000円。高価だが、作る手間を考えると、それも当然と思う。

 さっそく食べてみた。味は、チーズケーキやキャラメルに近い。水分が少なく、ぱさつく感じ。不思議なことに、他になにもいれていないはずなのに、なぜかほのかに甘い。ただ、食べた後、口の中に広がる香りと味は、たしかに牛乳だ。ためしに、日本酒と一緒に食べてみたところ、大変よくマッチした。たぶん、こうやって食べるものなのだろう。

2010年08月23日

東京タワーから見た夜景

 10年ぶりに会った友だちが「東京タワーにのぼりたい」と言った。「なんで?」と聞くと、「きれいやん!」とのこと。そっか、きれいなんだったら、一度見てみたい。

 会ってそうそう、友だちと二人で展望台に上った。時間は、19時。夜だというのに、人がとても多い。夜景をみた友だちは、「ロマンティック〜! すごいきれいやなぁ」と感激していた。なるほど、恋人同士できたら、この風景だけでいい雰囲気になりそうだ。よくみると、たしかにカップルが多い。

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 彼女が提案しなかったら、この風景を見に来ることはなかっただろう。近くにあると、案外そんなものだ。この美しさを教えてくれた彼女に、感謝したい。

2010年08月24日

進化するPDA博物館

 PDA博物館企画が、エライことになってきた…。

 伊藤栄一郎さんといえば、HP200LXユーザー、Palmユーザー、WindowsCEユーザーで知らない人はいないだろう。かの名ソフト「TRAIN」の作者である。まだ路線検索サービスがなかった時代、上京したての私は、どれだけこのソフトに助けられたことだろう。これがなければ、時間通りに取材先にたどり着くことはなかった。

 そんな伊藤さんが、Twitterで私のつぶやきを見つけて「うちに眠っているWindowsCE機も、PDA博物館に展示する?」と声をかけてくださったのだ。なんということでしょう(ビフォー・アフター風)。それから、わずか数日後、事務所に大きな段ボール箱が2個届いた。その中には、みたこともないようなPDAがずらっと並んでいた。いったい、これらの端末の名前を言える人がどれだけいるだろう(箱に書いてあるけど)!

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 はずかしながら、館長であるはずの私も、知らないものがあった。ヒントは、このサイトにある→「我が家の在庫」

 驚くのは、まだ早い。実は、とある筋から歴代のCLIEを寄贈していただけるというお話があった。それとは別に、山田達司さんから「うちのパームを」というお申し出もあった。ほかにもTwitter経由でいろいろお申し出があったり、また前の日記にもコメントしていただいたりと、これからも続々とPDAが集まってくることが予想される。

 これは、本当にエライことである。果たして、うちの事務所に全部収まるのだろうか。ともあれ、これだけのご厚意に応えるために、なんとか完成させなければ。

2010年08月28日

足元で寝る犬

 事務所の私のデスク下に、いつの間にか、犬のベッドができていた。古いマクラをあげたら、それがいたく気に入ったようで、せっせとデスク下に運びこみ、そこでスヤスヤ気持ちよく眠っている。たいへん可愛らしいが、そのおかげで、私はデスク下に足をいれられず、非常に居心地が悪い。犬を避けて、あっちこっち足を逃がしながら仕事をするものだから、腰が痛くなってしまう。かといって、むげに外に追い出すわけにもいかず……。

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2010年08月29日

カレー屋のレジ横にあるアレ

 御徒町駅のそばにある、南インド料理「アーンドラキッチン」でランチを食べた。店員さんいわく、東京には、南インド料理の店が3軒ほどしかないとのこと。先日、横浜の「ニルヴァーナ」という店に入ったが、そこが二軒目だとしたら、あと一軒でコンプリートだ。

 カレーは、大変美味しくいただいた。しかし、実は私は、もっと楽しみにしているものがあった。レジ横にある、不思議な香りのハーブのようなものだ。ちょっとネットで調べてみたら、「アニスシード」だとか「フェルネルシード」だとかいう言葉がでてきたので、たぶんそのあたりのものなんだろう。カレーのあとに、これを食べるのが好きで、いつもいそいそとスプーンで集めて手のひらにのせ、パクリといただいている。

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2010年08月30日

オリーブそうめん

 娘がプレゼントしてくれたそうめんセットには、シソのそうめんとオリーブそうめん、普通のそうめんが入っていた。今日のお昼は、この中からオリーブそうめんをいただいた。きれいな緑色が、いかにも涼しげだ。食べた瞬間は気づかないが、後味が少し、オリーブっぽい。なかなか美味しかった。娘に感謝!

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2010年08月31日

動物として、どうなんだ

 チョコは、食いしん坊だ。麻呂が餌を残したら、それも全部食べる。今日は少々多めに餌を残したようで、それを例によってきれいに平らげたチョコは、腹部がいつもの倍ぐらいにふくらんだ。歩く姿が苦しげで、よく耳をすませると「フンフン」と悲しげな声で鳴いている。きっと、おなかがいっぱいで苦しいに違いない。しばらくフンフンいいながら部屋をグルグル回っていたが、やがて部屋の隅で二度ほど吐いて、ようやく落ち着いたようだ。

 それにしても、どれだけ食べればいいのかわからないものなのだろうか。苦しくなるまで食べるなんて、まるで人間みたい。ずっと一緒に住んでいるから、動物の本能をなくしてしまったのだろうか。

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