2009年6 月24日 iPhoneで見やすいブログ

 思うところあって(←ともったいぶっているが、その実iPhoneユーザーになったからというだけだ)、このサイトをiPhoneで見やすいデザインに変えてみることにした。

 iPhoneだと、マルチカラム(2カラムや3カラムなどのデザイン)は見づらい。そこで思い切って、1カラムのデザインに挑戦することにした。実際、これはなかなか勇気ある決断で、1カラムの場合、ともすると「たいくつ」で「つまらない」ブログになりがちだ。工夫できる箇所が少ないのだから、それはそれで仕方ない部分もあるのだが、かといって諦めたくはない。デザインで工夫する余地がないのであれば、中身を工夫してみることにした。具体的には、より「動的」なサイトである。

 動的なサイトとは、常に中身が変化しているサイトのことで、極端な例がストリーミング配信である。「今の自分」をリアルタイムに見せることで、訪問者を飽きさせないようにしているのだ。そこまで極端でなくても、最近では「twitter」や「wassr」のような「つぶやき系ミニブログ」のブログパーツを貼り、静的なブログに動的な要因を追加している人も増えている。私は今回、この方法を大胆に取り入れることにした。そしてできたのが、このデザインである。ご覧いただければお分かりかと思うが、日記以外はすべて外部のWebサービスのブログパーツだ。

 一番上にある囲みは「timelog」のブログパーツ。「timelog」は、「twitter」とよく似たサービスで、リアルタイムの自分を延々とつぶやき続けるというもの。違う点は、各つぶやきに日時が入り(twitterは●時間前というような記述)、一日ごとにログを区切ってくれる点。わたしは、自分の一日の行動を、このログを見て振り返っている。ローカルのテキストファイルにも、このログをコピーして保存している。

 一番下の囲みは、「Friendfeed」だ。これはRSSを一箇所に取りまとめるサービスで、私は「tumblr」や「picasa」、「YouTube」の更新をここに集めている。最新10件のエントリが次々とここに表示されるので、ここを見れば、今わたしが興味をもっている音楽やニュース、写真などがわかるようになっている。

 つまり整理すると、上から順に「一日の記録」「日記」「今興味をもっているもの」となっているのだ。それぞれのコンテンツがリアルタイムに更新されるので、いつ見てもどこか変化しているはず。私が目指した「動的サイト」は、こうして実現できた。しばらくは、この形で運用していこうと思う。

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by 真花  at 11:05  | Permalink  | Comments (1)  | Trackbacks (0)