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■FUJI ROCK FESTIVAL'07 初日(7/27)に行く

FUJI ROCK FESTIVAL'07 初日(7/27)に行く。

東京駅からJR上越新幹線で、1時間と少し。越後湯沢駅に着く。
この“最初の空気”に毎年、緊張する。

寒いか暑いか、雨は降っているか晴れているか…。
それを感じて、フェスの予定を何となく考える。

自然と一体のフジロックでは、それも重要なポイントになる。

見事な快晴。東京よりも湿り気が少なく、日差しが強い。
長い列のバスを待つ。

――こんなに暑いフジロックも久し振りだな、と思う。

以下、チラ見を含めたアーティストの数々。

・サンボマスター
・赤犬
・渋さ知らズオーケストラ
・小谷美紗子
・the band apart
・KEMURI
・MUMM-RA
・KINGS OF LEON
・MUSE
・CURE
(この先オールナイト)
・Dr. SHINGO
・TIM DELUXE
・SHINICHI OSAWA (MONDO GROSSO)
・TOMCRAFT
・Audiojack

■荒れに荒れたMUSE

一番の目当ては英国屈指のロックバンド、MUSE。Vocalのマシュー・ベラミーが荒れに荒れます。

ギターを振り回して破壊、アンプも蹴り倒すなど、彼のテンションは上がりっぱなし。
演奏も前回の来日公演よりも荒々しく聞こえます。

ただ、全体的に聞かせる曲も多く(「Feeling Good」「Invincible」「Starlight」の流れなど)、
すこし目頭が熱くなる場面も。LIVEが終わり、物足りないなぁ…

というところで、ヘッドライナーではないのにアンコールで再度登場!

このアンコールの「Plug in Baby」「Stockholm Syndrome」の流れはアツい、アツすぎる。
「Plug in Baby」のギターのフレーズを飛び跳ねながら、背面弾きする彼は、もはや宇宙人です。

…爆発したようにオーディエンスが騒ぎます。

■朝まで踊るオールナイト

オールナイトは、朝の5時近くまで4つ打ちビートが鳴りっぱなし。

「TIM DELUXE」素晴らしい!
SONYのCMでもお馴染みのUnderWorld「Two Months Off」をやってくれて感動。

「SHINICHI OSAWA (MONDO GROSSO)」も良かった!
Nirvana「Smells Like Teen Spirit」のRemixがかなりカッコイイ。

さすがフジロックとあって、「Smells Like Teen Spirit」に対する思いは強いのか、激しく踊りまくりです。

■“日本の恥”サンボマスター、「23年ぶりの来日」The Cure

その他では、「日本の恥、サンボマスターです!」と叫んでいたサンボマスター。
初日一発目のメインステージ、しかも午前中ながら吹っ切れたテンションで素晴らしい。

天候にも恵まれ、気分が高揚しているので一気に気持ちが高まります。

メインステージのヘッドライナーは、23年ぶりに来日したThe Cure。
独特のオーラを発しながらの長時間のステージ。

あいにく、オールナイトに備えてステージを後にしたのですが、セットリストを見て後悔…。
LIVE後半は、怒涛の名曲が揃っていたのですね…

アンコールの「A Forest」 「Boys Don't Cry」を逃してしまったことに反省。

お天気にも恵まれ、素晴らしき一日でした(^^)

by シンリ  at 14:23  | Permalink  | Trackbacks (0)

■Queenミュージカル「We Will Rock You」@新宿コマ劇場

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(多少のネタバレあり)

Queenミュージカル「We Will Rock You」に行く。

写真は、お土産に買った「We Will Rock You 人形焼」です。
インパクトありますね。衝動買いです(^^)

−−今からでも遅くありません。

「Queen」「Rock」「70年代」「80年代」というキーワードを 聞いて、
少しでも引っかかる、という方は見に行くべきものではないでしょうか(^^)

圧巻!

これを観ないのはもったいない!
コンピュータが全てを支配し、個性や自由が奪われた近未来。

楽器を持つ事すら許されない社会で若者たちが立ち上がる−−。

音楽は全てバンドの生演奏。
ステージの左右にバンドが分かれて演奏しています。

キャストの歌唱力もたいへんに素晴らしい。
レベルが高く、迫力に溢れていた(^^)

新宿コマ劇場と大音量の音の相性もいい。
メインとコーラス(これも圧巻!)の歌が前に出ていながら、

ギターやドラムの低音もクリアに「ズシッズシッ」響く。
ミュージカルの音響というよりは、生バンド演奏による「ロックコンサート」のような雰囲気です。

そして! 全編に「Rock」と「Queen」への愛情が溢れている。

−−ロックスターは、なぜに早く散ってしまうのか。

プレスリー、ジャニス、ジョン・レノン、ジミヘン、カート・コバーン
日本人では、hide、尾崎豊……そして、フレディ。

ひとりひとりの映像がバラードと共に流れ、 最後にフレディが出てくるというシーンでは、もう。目頭が熱く…。

ミュージカルの最後は、

「We Will Rock You」

「We Are The Champions」

「Bohemian Rhapsody」

そして締めは、「I Was Born To Love You」……

TVでもお馴染みのこの4曲を立て続けにやられては、これはもう…
「We Will Rock You」あたりから観客全員がスタンディングです(^^)

「あれ、ストーリーどこいっちゃったの?」
っていうぐらい出演者全員(敵役もあわせて)が歌っています(笑)

本当に「Queen」への愛で溢れています。
「Queen」を語る際に言われるのが「ロックオペラ」です。

本作品は、まさにそれを表したもの。
本当に出演者が素晴らしく、
「Queen」の楽曲のコーラス部分を再現したというだけでも想像してみてください。

これはもう、かなり刺激の強いものを観てしまった感じです。

「ブルース・リー」の映画の後はみんな「ブルース・リー」になるといいます。
「フォー!」とか言ってカンフーポーズするあれです。

「We Will Rock You」の後は、

♪ドンドンパン ♪ドンドンパン

Buddy you’re a boy make a big noise …… We Will Rock You!
と、右手を掲げたフレディになってしまうことをお約束しましょう(^^)

We Will Rock You! Sing it!

今日は、ここまで。

by シンリ  at 15:26  | Permalink  | Trackbacks (0)

Legend Of Rock物語 〜プロローグ〜

 「No music,No Life」…たしか、TOWER RECORDSのキャッチフレーズだった。私は、このフレーズがとても気に入っていて、シールを携帯電話に貼り付けていた。

「音楽なしでは、生きていけない」。最初にそう思ったのは、中学生になった頃だったか。それまで歌謡曲しか聞いていなかった私が、なにを思ったか、突然「KISS」と「QUEEN」のアルバムを買った。レコード屋でこの2枚を手にしたとき、自分自身がすっかり変わってしまうような気がしたのを今でも覚えている。あの日を境に、私は二度と元の世界に戻れなくなってしまったのだから。

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by 真花  at 17:44  | Permalink  | Trackbacks (2)