子どもが犯罪被害に遭わないために親が知っておくべき知識について、地域の安全や犯罪予防を研究する小宮信夫立正大学教授が、実際の事件や事故を基に検証しながら解説する連載。前回(「女児監禁事件から学ぶ犯罪が起きる現場の特徴とは」)は、2015年の夏に奈良で起きた事件から、学ぶべき防犯ポイントについて説明しました。今回取り上げる事件は、1988年から1989年にかけて東京都および埼玉県で起きた埼玉連続幼女誘拐殺人事件。約30年前に起きた事件ではありますが、この事件にも「景色から読み取るべきポイントがある」と小宮教授は言います。そのポイントとは、なんでしょうか。
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