水の事故に遭ったとき、命を守るために必要なのは、泳ぐことではなく、浮きながら呼吸を確保しつつ救助を待つこと。昨年の記事「溺れた時「助けて」と叫んではダメ。ではどうすれば?」で紹介した「浮いて待て」を体得すれば、水難事故で命を失う危険性を減らすことができます。そこで、全国の小学生を対象にした溺水予防教育「背浮きによる浮いて待て技能」の普及を推進している一般社団法人水難学会・理事であり、東京海洋大学の准教授である田村祐司さんに、着衣のまま背浮きする方法について教えてもらいました。今回は、その様子をリポートします。
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