最近のスマートフォンはつまらなくなった――そんな声を、よく聞く。各メーカーから新モデルが発表されるものの、デザインや機能で差別化することが難しくなり、「もはや、スマートフォンの進化は限界なのでは」と感じているユーザーも増えているようだ。
本連載では、かつて“モバイル黎明期”に誕生したPDAの栄枯盛衰をふりかえり、現在のスマートフォンに引き継がれたものや失ったもの、さらに、モバイルの未来などを考えていく。
インタビュー第2回に登場するのは、Palm(パーム)ユーザーから“Palmの神様”として知られている、山田達司氏。Palmが日本で発売され、ソニーやIBMなど、多くのメーカーがこの市場に参入した影には、山田氏の奮闘があった(※聞き手=PDA博物館初代館長 マイカ・井上真花)。
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