「格安SIM」の市場は、競争が激しい。2017年は「FREETEL SIM」を提供してきたプラスワン・マーケティングが市場から撤退、2018年に入ってからはソフトバンクとLINEモバイルが資本・業務提携を発表するなど、再編の動きも進みつつある。
生き残りをかけてユニークなサービスを打ち出す仮想移動体通信事業者(MVNO)もあるが、まずは通信品質の維持・向上が最優先事項だろう。格安SIMは、利用が集中する時間帯の通信速度が不安定になるケースが多い。特に、平日の12時台や夕方から夜にかけての時間帯において、その傾向は顕著だ。
そこで、日経トレンディネットでは、格安SIMの通信速度の実態を探るべく、実際に格安SIMを契約して通信速度を図る定期テストを実施している。
対象となる格安SIMは、前回の2017年12月に実施したテスト(関連記事:「師走は遅い? 格安SIMの速度測定ランキング【17年12月】」)に続き、シェアや注目度が高い「IIJmioモバイルサービス(タイプD)」「楽天モバイル」「イオンモバイル」「OCN モバイル ONE」「LINEモバイル」「BIGLOBEモバイル(タイプD)」「mineo(Dプラン)」「nuroモバイル」の8つだ。
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