昨年開催した「PDA博物館」イベントでは、「PDAを葬ったのは誰か?」という話で盛り上がった。そこで出てきたのは、「iモードが流行ったから」という説と、「sigmarion(シグマリオン)など、キャリアブランドのPDAがあまりにも安価だったため、ほかのPDAメーカーが価格競争で勝てなかったから」という説。
今回、連載に登場するのは、当時NTTドコモブランドのPDAの商品企画開発リーダーだった入鹿山剛堂氏。同氏は、「sigmarion」を安価で提供できる仕組みを検討し、いわゆる「リカーリング型ビジネスモデル」を編み出した。今回の記事では、そのときの状況や背景について、当事者の立場から説明する。(※聞き手=PDA博物館初代館長 マイカ・井上真花)
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