デスクワーク用では、すっかり主流となったワイヤレスマウス。しかし、ゲーミングの世界では今なお、有線マウスの人気が高い。
一般のユーザーからすると、「なぜ、いまだに有線マウスを使うの?」と疑問に思うかもしれない。しかし、ワイヤレスマウスでゲームをプレイすると、有線よりもラグ(反応の遅延)が生じることがあるばかりか、バッテリーの残量を常に気にしなければならないのだ。
「よし、ゲームをしよう!」と思った時に、バッテリーが切れていたり、ゲーム中に突然バッテリーが切れたり、なんてことが起きると、どんなにおもしろいゲームでも、プレイする前から興ざめしてしまう!
ただし、有線マウスにも、デスクの角にコードが引っかかったり、ほかのコードとからまってしまったりという、デメリットがある。ネットサーフィン程度ならば、それほど気にならないが、ゲームのプレイ中だと、とっても厄介だ。緊迫した場面で、コードが引っかかってしまい、AIM(銃のスコープで狙いを定めること)がズレたり、マウスをうまくスライドできないという場面もたまにある。
そこで、マウスケーブルの取り回しを改善する周辺機器「マウスバンジー(マウスケーブルスタンド)」を使う方法もあるが、ゲームのプレイ中に、変なテンションがかかってしまい、そもそも操作しづらくなってしまうこともある。もし、マウスバンジーを使うのであれば、上から垂らして使うのがベストだが、壁に面していないデスクや、賃貸で壁を傷つけられない場合では、そのような設置は難しい。
そこで今回は、バッテリーの残量を気にせず、ゲームに集中できる「MAMBA HyperFlux」(Razer)を紹介したいと思う。MAMBA HyperFluxは、ワイヤレスマウスと専用マウスパッドのセット製品。マウスパッドの上にマウスを置くだけで、常に電力が供給される仕組みだ。
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