井上です。Gemini PDA、毎日、とても快適に使っています。これまでさんざんフリック入力で文字を書いてきたましたが、やっぱりキーボード入力にはかないません。スピードが違う、ボリュームが違う、思考が違う! やっぱり、増井さんは正しい! キーボード万歳、なのです。
使いやすいキーボードがあるのだから、やはり文章はこれで書きたい。これはもう、HP100LX時代から脈々と続いている私のパターンだと自認しています。可能であれば、取材の帰りの電車の中で原稿の構成ぐらいは考えたり記録したりしておきたい。
そこで登場するのは、先日インストールした「Jota+」というエディタ。Dropboxと連携させているので、取材の帰りにメモする程度であればこれが最適!
そう思って使ってはみたものの、なんかちょっと違います。私がやりたいのは、原稿を書くことではなく、記事の構成を考えること。つまり、
- 取材で聞いた話からキーになる言葉を拾い上げる
- そのキーワードの簡単な説明を記録する
- どんな順番で書けばいいか、順序を入れ替える
こういう作業がやりたいわけです。
テキストエディタでもできなくはないですが、できればキーワードとその説明は階層で分けたいし、キーワードと説明を1つのブロックとしてまとめて移動させるようなこともやりたい。となれば、必要なのはエディタではなくアウトラインプロセッサ。
そこで、いくつかアウトラインプロセッサを試してみましたが、なかなかいいものが見つかりません。どうしようかと悩んでいると、秋葉が「これがいいよ」と紹介してくれたのがDynalistでした。
Dynalistは以前から知っていましたが、これまであまり使っていませんでした。ところが秋葉は、ほとんどの原稿はこれで書いているとのこと。しかも、タスク管理もこれで済ませているとか。そこで、試しに使ってみることにしました。
早速Gemini PDAのアプリとMacのアプリをダウンロードしてみましたが、なぜかGemini PDAのアプリがうまく動きません。どうも、アカウントの認証がうまくいっていない様子。いったんは諦めようとしましたが、Macアプリでとても気に入ってしまったので、どうしてもGemini PDAで使いたい。
あれこれ悩んだ挙げ句、「Chormeのブックマークをホーム画面において使えばいいのでは?」というアイデアが浮かび、やってみたところ、これが正解! しかも、同じやり方でiPadでも使えます!
考えてみれば、Gemini PDAにはSIMが入っているのだから、クラウドサービスとは相性がいいはず。スピードが損なわれることなく、文字がサクサク入力できます。しかも、入力した内容は、ほぼリアルタイムでMacのDynalistにも反映されていきます。これは面白い!
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