ライターの秋葉です。今回は、取材の際につかっているツールについて紹介しようと思います。
事例や取材で必須なのがメモ。メモがないと執筆できません。
ボクの取材メモは、インタビューイのコメントをすべて網羅するようにしています。こうすることで、どういったコメントがあったのか思い出すのも容易ですし、構成を考えるのにも役に立ちます。記事執筆までの効率が高い方法なのです。
しかし問題があります。しゃべっているコメントをすべて網羅するためには、素早いキータイピングが必須。英数字や日本語の切り替えもスムーズにできないと、間に合いません。そのため、タッチタイプしやすいキーボードが必要となります。
これまで一番使っていた端末は「HP200LX」というDOS端末です。1990年台初頭に発売された小さなパソコンですが、素早くキー入力ができたのです。
HP200LXテンキーがついていたので数字の入力も素早く行えますし、英数字と日本語の切り替えも、キーボードから行う事ができます。非常に優れた端末でした。
ただ、テキストのメモを作るのには適していたのですが、ボイスレコーダー機能がなく、音声は別に録らなければいけません。テキストメモとボイスレコーダーを聞きながら原稿を執筆するのは若干非効率でした。
そこで最近使っているのはiPad Pro。スマートキーボードを使えば、iPadでも快適にキーボード入力できます。設定すれば「Ctrl」キーで日本語/英語キーボードを切り替えることもできるので、切り替えも簡単。
Notabilityというアプリを使えば、テキストメモとボイスレコーダーを同時に記録できます。後から音声を聞く際も、そのときにメモしていた箇所がわかるので、非常に効率的です。
データは、クラウドに保存・同期されMac版のアプリから確認・編集できます。万が一、iPadが壊れたとしてもデータを取り出すことができるのです。
また、Notabilityは、Apple Pencilで描いた手書きメモも記録できるので、概念図などを記録するのにも役立ちます。
テキストだけでは情報が足りないという場合に、非常に有力なツールとなります。
iPadとNotabilityの組み合わせは、会議やミーティングなどでも活用できると思います。是非、お試しあれ!
(秋葉)
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