取材ツールはiPadとNotability

スタッフコラム

ライターの秋葉です。今回は、取材の際につかっているツールについて紹介しようと思います。

事例や取材で必須なのがメモ。メモがないと執筆できません。

ボクの取材メモは、インタビューイのコメントをすべて網羅するようにしています。こうすることで、どういったコメントがあったのか思い出すのも容易ですし、構成を考えるのにも役に立ちます。記事執筆までの効率が高い方法なのです。

しかし問題があります。しゃべっているコメントをすべて網羅するためには、素早いキータイピングが必須。英数字や日本語の切り替えもスムーズにできないと、間に合いません。そのため、タッチタイプしやすいキーボードが必要となります。

これまで一番使っていた端末は「HP200LX」というDOS端末です。1990年台初頭に発売された小さなパソコンですが、素早くキー入力ができたのです。

f:id:akiba_kenta:20190529094951j:plain

HP200LXテンキーがついていたので数字の入力も素早く行えますし、英数字と日本語の切り替えも、キーボードから行う事ができます。非常に優れた端末でした。

ただ、テキストのメモを作るのには適していたのですが、ボイスレコーダー機能がなく、音声は別に録らなければいけません。テキストメモとボイスレコーダーを聞きながら原稿を執筆するのは若干非効率でした。

そこで最近使っているのはiPad Pro。スマートキーボードを使えば、iPadでも快適にキーボード入力できます。設定すれば「Ctrl」キーで日本語/英語キーボードを切り替えることもできるので、切り替えも簡単。

f:id:akiba_kenta:20190529094700j:plain
iPad proのキーボードは打ちやすい

Notabilityというアプリを使えば、テキストメモとボイスレコーダーを同時に記録できます。後から音声を聞く際も、そのときにメモしていた箇所がわかるので、非常に効率的です。

音声を再生すると、そのときメモしていた箇所がわかる

データは、クラウドに保存・同期されMac版のアプリから確認・編集できます。万が一、iPadが壊れたとしてもデータを取り出すことができるのです。

また、Notabilityは、Apple Pencilで描いた手書きメモも記録できるので、概念図などを記録するのにも役立ちます。

テキストだけでは情報が足りないという場合に、非常に有力なツールとなります。

Notability

Notability

  • Ginger Labs
  • 仕事効率化
  • ¥1,200

iPadとNotabilityの組み合わせは、会議やミーティングなどでも活用できると思います。是非、お試しあれ!

(秋葉)

秋葉 けんた

秋葉 けんた

IT系のライティングを担当。 書籍、雑誌、業界誌やWebコンテンツなど、コンシューマからB2Bまで幅広く執筆。また、広告やカタログ、導入事例といった営業支援ツールの制作にも携わる。年間におよそ200件の原稿を執筆。●これまでの主な仕事 PC/周辺機器(CPU/DVD・BD・HD DVD/LCD/プリンタなど)、基幹システム(CRM/ERP/SFA/SOA/帳票など)、ストレージ(SAN/NAS/LTO/SASなど)、セキュリティ(BIOS/UTM/情報漏えい対策/デザスタリカバリ/内部統制・コンプライアンス/ネットワークセキュリティ/メールセキュリティなど)、ネットワーク(KVMスイッチ/グループウェア/サーバ/資産管理/シンクライアント/ホスティングなど)、その他(.NET/BI/カタログ/各種戦略/導入事例/パートナー取材など)…ほか、多数執筆。●連絡先 メール:kenta@office-mica.com

関連記事

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

マイカのニュースレターに登録

* = required field
TOP

お問い合わせ

CLOSE

お問い合わせ