関西人のわたし、お蕎麦のおいしさは上京してから知りました。
といっても、実際にどこまでそのおいしさを理解できているかは
わからないけれど、わたしが「これはおいしいな」と思うお蕎麦は
蕎麦好きの相方もおいしいと言ってくれるので、
東京で暮らすうちに、そこそこの蕎麦センサーが
わたしにも備わったのではないかと思います。
今回ご紹介するのは、京成本線「堀切菖蒲園」駅から
歩いてちょっとのところにある「人と木」さん。
オルゴールの音楽が流れる店内、お客さんは地元の方が多いようです。
まずは生ビールと、ゴボウの七味揚げ、板わさ。
またはニシンの棒煮を注文します。
このゴボウがホクホクでとってもおいしいんです。
お酒もすすんで、おかわりがほしくなるぐらい(笑)
そして、そのあとでお蕎麦。
確か期間限定だったような気がするんですが
小エビの天ぷらちらし(通称「天ちら」)が大好物なのです。
ぷりぷりのエビにキリリとしたお蕎麦。
おいしいからゆっくり味わいたいのに
瞬く間に消えていきます。
また、あとで出してくださる蕎麦湯がこちらのお店は特徴的。
とろーっと濃厚なのです。
わたしはこういう濃さの蕎麦湯をほかでは見たことがありません。
これをそばつゆに入れていただくとなんだかほっこりとします。
焼酎の蕎麦湯割りにしてもおいしいですよぉ。
これから寒くなる季節なら鴨せいろもおすすめ。
鴨肉が臭くもなく固くもなく、おいしいのですよ。
あぁ、もう少し寒くなってきたら食べに行かなくちゃ!
■手打ち蕎麦 人と木
東京都葛飾区堀切5丁目2-8
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