最近、「メモ」が楽しくなってきた秋葉です。
きっかけは、「メモの魔力」(前田裕二氏)という本。読み終わった後、実際にメモをとってみたら、確かな効果を感じました。
「メモの魔力」の内容については詳しく触れません。ただ、この本で学んだこと、つまり「メモを実践すれば、普段何気なく見過ごしている事柄から有益な情報を抽出できる」ということだけは、読者のみなさんにお伝えしたいと思いました。
具体的な手順としては、まず気になったことがあればすぐにメモをとります。次に、ノートに記録したメモを見直し、そこから「抽象化」→「転用」というように展開していく。
僕はこれまでiPhoneの「Mandalart※」というアプリを使って自分の思考を深めていましたが、これと全く同じことを紙のノートでやっている感覚です。
※iPhoneで使う思考ツールアプリ。3×3のマス目にアイデアなどを書き込み、展開することで思考を深めていく。
やっていることは、ノートでもMandalArtでも同じ。「だったらMandalArtで完結すればいいじゃん」とも思いますが、実はノートならではのいいところもある。たとえば、一覧性がいいという点。ページをめくればすぐに過去の情報が参照できるので、展開していく過程での行ったり来たりがやりやすくなりました。
しかし、ノートであるがゆえの弱点もあります。当たり前ですが、ノートは、スマホより大きい。普段から肌身離さず持ち歩くには大きすぎるのです。そのため、ノートが手元にないときはスマホでメモをとったり、ロディアなどの小さい手帳にメモをとるなどの工夫が必要です。
今回、メモをとるために便利なツールを見つけたので紹介します。こすると消せる4色ボールペン「フリクションボール4」と、何度も使えるマグネット式ノート「notes by バタフライボード」です。
最近、消せるボールペンのラインアップが増えてきましたね。文房具コーナーに行くと、ラインアップが充実していて楽しくなってしまいます。実際にフィット感や色を試しながら絞り込んでいき、最終的に「フリクションボール4」を選びました。
以前は「フリクションボール3」を使っていたのですが、グリップが太く、手に馴染まなかった記憶があります。「フリクションボール4」を購入していいかどうか少し躊躇しましたが、試し書きしてみると以前よりも手に馴染む感じでした。見た感じはほとんど変わりないのですが、細かい改善がされているのでしょう。
フリクションボール4であれば何度でも書き直せますし、文字を消しても消しゴムカスのようなゴミがでません。メモするには適した筆記用具だと思います。
「notes by バタフライボード」は、クラウドファンディングで商品化された片手で持てるサイズのノートです。
紙と樹脂のハイブリッドのような質感のノートで、しっかりとメモを書くことができます。インクのにじみなどもなく、使い心地は紙のノートと遜色ありません。
書いたメモは、水で洗うか、ウェットティッシュなどで拭き取れば、きれいに消えます。防水なので、水洗いしても大丈夫。
「notes」はサイズが手頃で、いつでもどこでも持ち歩くことができます。ズボンのポケットにもすっぽり入るので、肌身離さず持ち歩くことができます。
出先で手元にノートがなくても、「notes」があればすぐにメモできます。正直、かなりご機嫌なメモ環境です。
この「notes」で、気づきや疑問点などをメモしながら、思考を展開していこうと思います。
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