【コラム】他人は変えられないが、自分は変えられる

スタッフコラム

先日、NHK「あさイチ」でこんな番組をやっていました。

「なんとかしたい!私のイライラ」

なんだかみなさん、かなりイライラしているようです……。

イライラの主な原因は「夫の言動」や「子どものしつけ」。
主に家族の振る舞いが原因なんですね。

家族は、毎日何度も顔を合わせる相手ですから、
あまりイライラせずに上手に付き合っていきたいものですね。

番組で提案された解決方法はいろいろありましたが、
基本は「他人は変えられない。自分を変えて解決する」。

たとえば、こんな感じ。

テレビをつけたまま寝てしまう夫にイライラする原因が
「私も見たい番組があるのに!」だったら、
遠慮せず、番組を変えてしまうということ。

要は「私の気持ちも知らないで!」と怒るのであれば、
私の気持ちに従って行動してしまえば?ということです。

そこでまた新たな火種ができてしまうかもしれませんが(笑)
「いつものイライラ」からは解放されます。

アドラー心理学でいうところの「課題の分離」ですね。
つまり、「降っている雨を傘で防ぐことはできても、
雨を止めることはできない」ということ。

他人を変えて居心地のいい場所にしようと頑張るより、
自分を変えた方が早いのでそうしましょう、というわけです。

「他人は変えられないから、自分は変えられる」

これ、しっかり覚えておこうと思いました。


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井上 真花(いのうえみか)

井上 真花(いのうえみか)

有限会社マイカ代表取締役。PDA博物館の初代館長。長崎県に生まれ、大阪、東京、三重を転々とし、現在は東京都台東区に在住。1994年にHP100LXと出会ったのをきかっけに、フリーライターとして雑誌、書籍などで執筆するようになり、1997年に上京して技術評論社に入社。その後再び独立し、2001年に「マイカ」を設立。主な業務は、一般誌や専門誌、業界紙や新聞、Web媒体などBtoCコンテンツ、および広告やカタログ、導入事例などBtoBコンテンツの制作。プライベートでは、井上円了哲学塾の第一期修了生として「哲学カフェ@神保町」の世話人、2020年以降は「なごテツ」のオンラインカフェの世話人を務める。趣味は考えること。

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