新型コロナ・ウィルス最新情報(2020年2月17日版)

新型コロナウィルス対策

このコーナーでは、テンソルコア代表・秋月雅史が最新の「感染拡大の現状」についてお伝えします。

ここでは、現在の状況を数字で示しつつ、その数字から読み取れる現状と分析結果を所感としてお届けします(情報は随時更新します)。2020/02/17現在の最新情報は、下記の通り。

*1:ジョンズホプキンス大学集計 2月14日の数値から更新なし(週末のため)
*2:厚生労働省集計 回復者数の更新情報がなく、14日から据え置き。
*3:新型コロナウイルスに関する相談窓口|日本政策金融公庫
*4:白木公康・富山大学医学部教授と富山化学工業が共同研究で開発したRNA依存性RNAポリメラーゼ阻害剤。
*5:Experimental treatments give hope as China virus death toll hits 1,523

ここで掲載しているのは、表に整理した形の最新情報です。以下、表の見方について説明いたしますので、ご一読ください。

感染状況の解説:
①全世界:全世界の感染者の合計。
②中国以外の国:中国以外の国の感染者。ほとんど死者がなく死亡率も低い。
③中国のみ:中国のみの感染者の合計。死亡率は2〜3%以上の高いレート。
④中国・湖北省のみ:感染源となった武漢市がある省。
⑤中国・湖北省以外:湖北省(武漢市含む)以外の省の集計。

以下は、データから導いた私の所見です。今後は、随時表と所感を更新して掲載しますので、参考にしてください。

新型コロナウイルス感染症対策専門家会議では、流行状況を「国内発生早期」に据え置きとされていますが、市中感染と思われる感染例が出始めているので、大規模な流行ではないものの、感染リスクは高まっていると思われます。

これに対応して、都内では在宅勤務を開始する企業が出始めています。在宅勤務は、業種によって実現のハードルは高い場合もありますが、時差通勤やフレックスタイムの導入など、感染リスクを下げるためのアクションは、柔軟に取り入れていくと良いでしょう。

筆者は「Webマガジン別冊マイカ」にて、年齢別・リスク別の感染予防戦略および対策をまとめているので、企業の対応に活用してください。

秋月 雅史

人生の大半をITビジネスに捧げてきたが、起業してからは「自分が何屋」と言えない日々が続いているうちに本当に何者なんだかわからなくなった。いまは危機管理コンサルタント(本業)、ベンチャー取締役、Webブランディング会社マネージャーなどを兼業している。自称「丘にあがったセーラー」。帆船で世界中の夏を追いかける日々を過ごすことが目標。

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