【コラム】起業家が成功する条件は何か

スタッフコラム

先日、NewsPicksでおもしろい動画を見ました。
タイトルは「起業家が成功する条件は何か?」。

堀江貴文氏、斎藤祐馬氏、田中修治氏、加藤史子氏が、
それぞれ、起業家が成功する条件について語ります。

そのなかで、堀江貴文氏が掲げた条件は「しつこさ」でした。

堀江氏は、よくイベントを開催しますが、そのとき
「堀江さんはいいよね、有名人だから。
黙っていてもたくさんくるんでしょう?」と言われるそうです。

でも彼は、「とんでもない!」と言います。

「人の金や時間、とくに時間をもらうのは難しい。
映画やゲームがライバルなんだから。
だから、何度もしつこく背中を押し続けなければ」

ちょっと考えると、そういう「しつこい人」は、
嫌われるか、うざったがられるように思えますよね。
誰だって、できればそんな人にはなりたくない。

でも堀江氏は「それを恐れずやり続けるしかない」と。
「そんなことに構っている暇はない」といいます。

この話を聞いて、私は3人の知人を思い浮かべました。

彼らに共通するのは、とてもしつこいということ。
でも、そのしつこさが「嫌じゃない」ということ。

……なんででしょうね。なぜか彼らのリフレインは
「うるさいなあ」ではなく、
「この人がこんなに言うなら」と聞こえてくる。

そこになにか、成功する秘訣があるように思えます。
ちょっと考えてみなければなりませんね。

井上 真花(いのうえみか)

井上 真花(いのうえみか)

有限会社マイカ代表取締役。PDA博物館の初代館長。長崎県に生まれ、大阪、東京、三重を転々とし、現在は東京都台東区に在住。1994年にHP100LXと出会ったのをきかっけに、フリーライターとして雑誌、書籍などで執筆するようになり、1997年に上京して技術評論社に入社。その後再び独立し、2001年に「マイカ」を設立。主な業務は、一般誌や専門誌、業界紙や新聞、Web媒体などBtoCコンテンツ、および広告やカタログ、導入事例などBtoBコンテンツの制作。プライベートでは、井上円了哲学塾の第一期修了生として「哲学カフェ@神保町」の世話人、2020年以降は「なごテツ」のオンラインカフェの世話人を務める。趣味は考えること。

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