【テレワークやってみて感じたこと】1日目 通勤がなくなるという「違和感」

リモートワーク

緊張したせいか、テレワーク初日はいつもより早く目覚めました。

仕事始めの9時までは自由時間。時間的なゆとりは、0日目にやった90分後ろ倒し時差出勤とほとんど変わりません。通勤がないというのは気持ちに余裕が生まれますが、少し気になったことがあります。

会社勤めをしていると、月曜から金曜まで毎日決まった時間に起床して、同じ時間に食事をする。駅まで同じ距離を歩き、しばらく満員電車に揺られ、電車を乗り継ぎ、駅から会社まで歩く。その繰り返しを数十年続けているので、それら一連の行動は、朝の習慣として体に染みついています。そんな日常から「通勤」という習慣がだけが抜け落ちることで感じる「違和感」。まあ、言ってみれば「暇」なんです。

満員電車からの解放は、サラリーマンの夢。せっかく苦痛だらけの通勤から解放されたのだから、所在なげにテレビを見て過ごすのはあまりにもったいない。手持ち無沙汰な時間を埋めるには、読書か物書きがお勧め。朝は頭がスッキリしているので、読んだ内容がスムーズに頭に入ってきます。また、外出しない運動不足を解消するため、ジョギング、ストレッチやヨガにチャレンジするのもいいかもしれません。

さて、有意義に朝の時間を過ごしたら、お仕事の準備。スマホ、珈琲やお茶を煎れたポット、そして、会社供与のパソコンを自宅の無線LANに接続設定すれば完了です。

実は、我が家のインターネット回線は、少しだけ紆余曲折がありました。さる1月のこと、自宅マンションでインターネット回線の入れ替え工事がありました。当マンションの建築は光回線が普及する以前のフレッツ光VDSL方式のマンションタイプ。実際の通信速度は5~6Mbpsも出ない有様。

そこで、爆速と定評のあるNURO光を理事会が承認。各戸への引き込み工事が順次始まりました。ところが、我が家の宅内工事中にMDF端子盤から屋内へと光ケーブルが通せないことが判明。理由は6年前に行ったスケルトンリフォーム。元々なかった光ケーブルを将来敷設する可能性を考えて、ケーブル導入パイプを敷設しなかったことによるものでした。

できないものは仕方ありません。しかも、NURO開通を視野に入れて、それまでのフレッツの契約は1月で失効。しばらくは家内のギガ契約iPhoneをテザリングでとも考えましたが、スリープの度に繋ぎ直すのはかなりのストレス。

そこで、モバイル回線に一縷の望みを託し、UQ WiMAXを契約しました。最初は宅内据置とも考えたのですが、iPadやMacを持ち出しても利用できるようSpeed Wi-Fi NEXT W06を選択。速度は下り61Mbps、上り12.7Mbpsと以前より快適な結果に満足です。

こうして、快適な通信回線を手に入れた我が家では、Zoomを使ったテレビ会議もサクサクでした。取り回しの楽なモバイルルーターは、固定回線の敷設やスピードに問題を抱えている人にとって、選択の一つになるかもしれません。

そうこうしているうちにテレワーク初日も無事に終了。初日の課題としてあげるなら、時間のメリハリ。自宅なので、やり残した仕事や気になる返信があると、ランチタイムや仕事時間外でも、ついついパソコン画面をのぞいてしまいます。これからは、オンとオフの切り替えを意識して、気に留めておく必要がありそうです。

水瀬 涼介

頭のなかにある景色を言葉にしていく楽しさを真花さんに教わり、 「カタチとして残るもの」へのあこがれを抱いてマイカのメンバーに加わった。趣味は愛する旧車のメンテナンス。 愛車は1971年式のFIAT500-L●これまでの主な仕事 外資系物流業界に長く従事。システム部、キーアカウント、4PLなど社内のあらゆる部署を経験したオールラウンダー。

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