テレワークを開始して、10日くらい過ぎました。テレワークでは、毎朝、Zoomでミーティングをしています。朝礼というよりも、仕事の進捗や相談、雑談など1時間くらい話をする、という感じです。
このミーティングのおかげで、テレワークでもこれまでと変わりない感覚で業務できています。テレワークのストレスもほとんどありません。
ただし、課題もあります。テレワークをはじめて3日目あたりから、Zoomのためだけに着替えるのが面倒になってきました。「上着だけちゃんとしておけば、下がパジャマでもわからないんじゃないか?」とまで思い始めました。
そんなことをSNSでブツブツいっていたら、「アバターでも作ってみれば…」という意見が。確かにVTuberという人たちもいるので、できなくはなさそうです。しかし、そのためにツールを入れたり、アバターを作るのは大変そう。Zoomで使えるのかも検討しなければいけません。
そんなこんなで、着替えなくてもいい方法が何かないかなーとしばらく考えていたところ、スタッフの一人から「通信速度が制限されているので、朝のミーティングを音声のみにしてほしい」との要請が。このスタッフ、モバイルWi-Fiを使ってテレワークを行っていたようで、連日のテレワークやビデオ会議で通信容量を使い切ってしまい、通信速度が制限されてしまったのです。
たしかに通信回線は人それぞれ。モバイルWi-Fiやテザリングを使ってのテレワークでは、同様の問題が起こる可能性があります。この一件で、「テレワークを実施するときはスタッフの通信回線についても考慮する必要がある」ということが分かりました。
そこで、この日は音声のみでミーティングすることになりました。映像がなくても大丈夫かなと気になったのですが、やってみるとこれまで通りで問題なく行うことができました。映像がなくても、ミーティングに影響はでないようです。
考えてみれば、「電話」でも相手の映像は見えません。しかし、声の調子やしゃべりかたなどから体調なども推し量ることはできます。確かに映像があった方が臨場感はありますが、映像がないからといってコミュニケーションの妨げになるということもありません。
テレワーク=ビデオ会議のイメージでしたが、実際には、音声会議で充分というケースも多いのかもしれません。
さらに音声会議なら、朝着替える必要もないので、面倒くさがりなボクも大賛成。パジャマで参加してもばれません。女性なら、テレビ会議の際に化粧しなければならないと聞いたことがありますが、音声なら化粧も不要。参加者の負担を減らすという意味では、音声会議はかなり優秀な手段だと思います。
ちなみに音声会議をするときは、スマホがあればそれで充分。スマホをスピーカーフォンにしておけば、メモをとりながらミーティングに参加することもできます。パソコンやイヤフォンマイクなども必要なくなり、最小限のセットでOK。元々スマホは電話として使えるのだから、マイクもスピーカーも十分な性能を持っているのでしょう。
とりあえず、しばらくは音声会議でミーティングをしていきます。課題とかが出たら、また皆さんと共有しようと思います。
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