【コラム】「コロナ疲れ」から脱する3つの方法

スタッフコラム

こんにちは。井上真花です。

私、最近ちょっとイライラしています。なんでイライラしているんだろう?と自問自答してみました。そこでわかったこと。私、今「ストレスフル」のようです。

人って、環境の変化に弱いらしい。環境が変わると、イライラ、ピリピリする生き物らしい。

環境の変化、心当たりあります! 原因は「新型コロナウイルス」です。感染拡大の影響で「外出は控えろ」ということになり、会社はテレワークに、学校は休校に。そのため、町に出ても人の姿はなし。いつも行くレストランやカフェも閑古鳥が鳴いてます。世の中、変化しまくりです。

テレビをつけると、いろんな人が「マスクがなくなりました」「ティッシュがなくなりました」と声高に騒いでいます。そんな声を聞くと、「どうしよう、うちもなんとかしなければ!」とソワソワしたりして。これもまた、ストレス源であることは間違いありません。

さらに悪いことに、私たちには「インターネット」や「SNS」があります。いつものようにTwitterを開いたら、「大変だ!」「なんとかしないと!」という文字がずらり。それを見て、さらにソワソワ。気分転換したかったのに、逆効果だったりして。

だから、できればネットやSNSは見たくない。でも、見ないと気になってしまう。だから、つい見てしまう。こんな行動を繰り返すうちに、自分のなかで情報過多になっていく。ついには、なにを信じればいいかわからなくなってしまう。

こんな行動を繰り返すうちに、「ストレス」はすくすくと育っていきます。ストレス、つまり緊張です。どんどん生活が変わり、社会環境が変化していくなかで、私たちは「なんとか適応して生き残らなければ!」と少なからず緊張しているんです。

短い期間であれば、なんとか耐えられるかもしれない。ところが悪いことに、「新型コロナウイルス」の感染は、先が見えません。今の状態がいつまで続くのか、ずっと終わらなかったらどうしよう……。この不安が、さらにストレスを育ててしまいます。

そこで私、ある言葉を思いつきました。「コロナ疲れ」です。思いついたついでにググってみたら、すでにこの言葉はネットの中に存在していました。たとえば、この記事。

■ネットに広がる「コロナ疲れ」「コロナ鬱」の声 臨床心理士が教える“3つの対処法”(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200307-00010006-abema-soci&p=1

これがとてもいい記事で、大変参考になりましたので、一部ご紹介致します。短い記事ですので、できれば一度、元記事をご覧ください。

3つの対処法 その1 情報への向き合い方を変える

つまり、SNSやネット、テレビのニュースを見過ぎるなってこと。やっぱり、見ないほうがいいんですね。でも気になりますよね? だから、時間を決めてちょっとだけ見る。朝、昼、夜の決まった時間にちょっとだけ見ると決めて、それ以外は全く見ないようにする。

これって3.11でも言われていたことですよね。テレビで何度も津波の映像を見て、そのたびに心を痛めることはない。今回も、それと同じ。必要な情報を、必要な分だけ知っておけばいい。

ついでに、私からもひとつ提案を。その場合、見る媒体も決めておいた方がいいと思います。たとえば、テレビだったら民放は避けてNHKだけにするとか。ニュース源は新聞だけにするとか。

引用記事のなかで、「Twitterのキーワードで‘‘コロナ’‘、‘‘コロナウイルス’‘、‘‘マスク’’などと設定してミュートにする」というアイデアもありましたが、これはとてもいいですね。今すぐセットしておこうと思いました。

3つの対処法 その2 自粛しつつもできるだけ自分の日常生活を守る

よく「外出は控えろ」と言いますが、これは「人混みは避けろ」「閉鎖された空間は避けろ」ということで、なにも「家から出るな」という意味ではありません。

ずっと家の中にいると、なんとなく気詰まりですよね。そういうときは、どんどん外に出て新鮮な空気を吸えばいい。一説によると、ウォーキングには鬱を軽減させる効果があるとか。

私はドラゴンクエストウォークをやっているので、「あっちに行けば、おひなさまスライムがいる!」と理由をつけながら、できるだけ出かけるようにしています。そうすれば日光を浴びることにもなり、免疫もあがる。ダイエットにも効く。(DQWの)レベルもあがる。一石二鳥どころではありません。

ちょっと遠くのスーパーまで出かけて、美味しいモノを発見したり。知らない公園を見つけて、花の写真を撮ってみたり(温かくなってきて、少しずつ桜のツボミも膨らんできましたよ〜)。こんな「非日常」なら、ストレスにはなりませんよね。

3つの対処法 その3 コーピング(ストレスへの対処)の成功体験を積み重ねる

最後のこれ、素晴らしいです。とっておきの対処法です。みなさん、今日からすぐにやったほうがいい。

たとえば、私は音楽が好き。好きな曲を聴きながら、踊ったり歌ったりするのが大好き。イヤなことがあったら、ヘッドフォンをつけて大きな音で好きな音楽を聴き、思いっきり踊ります(そうすると、家人は嫌がって別の部屋に逃げます……笑)。

もうひとつ、海外ミステリドラマが好き。子どもの頃に「刑事コロンボ」にハマって以来、海外ミステリドラマを見るとすぐに夢中になれます。それと同時に、理由はわからないけど、気持ちが落ち着く。殺人事件を見て「気持ちが落ち着く」なんてどうよ、私?と思わなくもないですが、実際そうなんだから仕方ない。

私の場合、この2つがあれば、たいていのストレスは解消されるということを知っています。だから、「もうだめ!」と思ったら、とりあえずヘッドフォンをつける。そして「これからの1時間を私にプレゼントする」と決め、思う存分、夢中になる。そうすれば、かなり状況は好転します。

元記事では、そういうものを「30〜50種類用意して」といいます。おお、そんなにたくさん! これは大変! 腕まくりしてリストアップしなければ。そしてきっと、そのリストを作っている時間が、もう自分へのプレゼントだったりするんですよね。好きなモノって、考えているだけでワクワクしますから。

以上、3つの「コロナ疲れ対処法」についてご紹介しました。いずれも、今日からすぐにできるものばかりです。早い者勝ちです。今すぐ、どれか1つを始めてみましょう!

井上 真花(いのうえみか)

井上 真花(いのうえみか)

有限会社マイカ代表取締役。PDA博物館の初代館長。長崎県に生まれ、大阪、東京、三重を転々とし、現在は東京都台東区に在住。1994年にHP100LXと出会ったのをきかっけに、フリーライターとして雑誌、書籍などで執筆するようになり、1997年に上京して技術評論社に入社。その後再び独立し、2001年に「マイカ」を設立。主な業務は、一般誌や専門誌、業界紙や新聞、Web媒体などBtoCコンテンツ、および広告やカタログ、導入事例などBtoBコンテンツの制作。プライベートでは、井上円了哲学塾の第一期修了生として「哲学カフェ@神保町」の世話人、2020年以降は「なごテツ」のオンラインカフェの世話人を務める。趣味は考えること。

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