テレワークを推進して、3週間が経過しました。毎朝のZoom会議も定着し、すでに通常運用になりつつあります。
Zoom会議というか、テレビ会議の醍醐味は、相手の顔を見ながら話せる点にあります。ちょっとした表情の変化で体調の変化や仕事の悩みを察することができるため、コミュニケーションの深度が変わってきます。
さらに、パソコンやタブレットの画面を「共有」できるという点も魅力。最近は、この機能をよく使うようになりました。ただ話すだけではわからないことも、画面を見ながら話せば理解が進みます。これによって、非常に効率的に情報共有できるようになりました。
最近では、クライアントとの打合せや取材にZoomを使うケースも増えています。わざわざ現地に出向く必要がないため、移動時間を確保しなくていいのが助かります。しかも、理由はよくわかりませんが、Zoomでの打ち合わせは通常より効率よく進み、短時間で終わる傾向にあります。時間節約という面でも、Zoomはかなりのポテンシャルを秘めていると感じています。
ところで、Zoomをよく使うようになって気になってきたのが、ノートパソコンのカメラの位置。ノートパソコンは机の上に置いて操作するため、ノートパソコンに設置したカメラの位置は、どうしても低くなってしまいます。このカメラを使ってZoomの会議を行うと、当然、低い位置から見上げる感じの映像になり、なんというか……ちょっと感じ悪い印象です。
そこで、カメラの位置を変えれば目線に近い位置にカメラを設置ではないかと考えました。
しかし、そうするためにはスタンドやクリップなどが必要となり、少し大がかり。できれば、もっと簡単にZoom会議ができるような仕掛けにしたい。
そこで思いついたのが「テレビ」とWebカメラを使ってZoom端末にしてしまうこと。ノートパソコンの外部モニタとしてテレビを使い、Webカメラはテレビの上部に載せておけば、簡易的(といいつつ、見た目はかなり本格的……!)なテレビ会議システムができあがります。
こうすることで、リビングが簡易テレビ会議室に早変わり。実際にZoom会議をしてみると、かなり快適にミーティングをすることができました。テレビ会議と変わらないので、机の上でメモをとるのも簡単。
会議室のように複数人が一つの画面を見ながら会議に参加する、といった使い方もできそうです。
Zoom会議をする際は、テレビとノートパソコンを接続する必要がありますが、HDMIケーブルを挿すだけなのでさほど手間はありません。
ノートパソコンのカメラの位置が気になっている人は、ぜひテレビを使ったZoom会議を試してみてください。カメラの位置の改善だけでなく、Zoom会議自体が快適に行えるようになりますよ。
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