先日、テレビを見ていたら、「お母さんがテレワークでテレビ会議しているから、家では静かにしていないといけない」と子どもが話していました。テレワークは、家族のストレス源にもなっているようです。
確かに自宅でZoom会議していると、突然子どもやペットが乱入してくることがあります。僕の家には子どもがいないので、乱入してくるとしてもせいぜいワンコぐらいだから問題ないのですが、この動画のように突然子どもが飛び込んできたりすると、ちょっとビックリしてしまうかもしれませんね(笑)。
こんな場面に出くわしたら思わず笑ってしまうと思いますが(笑)、当事者はそれどころではないでしょう。だから「テレビ会議中は静かにしなさい」と注意したり、「仕事の邪魔をしないように」と強く言ってしまうのかもしれません。これでは、家族もストレスがたまってしまいます。
そもそも仕事をする環境を整えていない自宅での業務は、自分にも家族にもストレスがたまりやすいもの。一時的な自宅業務ならまだしも、今回の新型コロナ・ウイルス感染予防のためのテレワークのように長期戦になってしまいそうな場合、こういった課題は早めに解決しておきたいですね。
そこで、解決手段をいくつか考えてみました。
ひとつは、自宅以外の場所を仕事場所にするという方法。コワーキングスペースや喫茶店などで仕事ができるのであれば、かなりストレスは軽減されそう。
しかし、セキュリティの観点からテレワークを「自宅」に限っている会社の場合、この手を使うことができません。また、今回のケースのように「密閉空間」「密集場所」「密接場面」を避けなければならない場合、そういった場所を利用するのも憚られます。
…となると、家族の負担にならないように自宅でテレワークするしかありません。
そこで次の手として考えたのは「ヘッドセット」の活用です。ヘッドセットとは、マイクとスピーカーがついたヘッドフォン。音楽を聞くだけでなく通話でもできるという、とても優秀な道具です。
これから新しく購入するのであれば、ノイズキャンセリング機能付きのものがおすすめ。少々騒がしくても気にならないので、集中して仕事できます。またマイクの指向性が高いため、テレビ会議や通話中に周囲の音を拾う心配がありません。たとえ家族がおしゃべりをしていても、さほど気にならないはず。
ちなみに僕がいつも使っているのは、「Trekz Air」という骨伝導ワイヤレスヘッドフォン。オープンイヤータイプなので、耳を塞がずに使えます。周りの音も聞こえるので、家族から声をかけられても反応できます。その分、家族のおしゃべりが気になってしまうことはありますが……結局、どちらを選ぶかということなんでしょうね。両方用意しておいて、シーンによって使い分けるのがベストだと思いますが。
音楽を聞くという点ではカナル式のヘッドセットのほうが音がいいのですが、Trekz Airは通話品質が高く、多少の騒音がある場所でもクリアな音で会話できます。騒音が気になる場所でも通話に問題ありません。
最近では、高性能なヘッドセットが多いので、快適に仕事ができるヘッドセットを探してみるのもいいかもしれません。
テレワークでストレスがたまる、家族の生活音が気になる……という場合には、ヘッドセットはかなり効果が期待できるツールです。お試しあれ!
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