【コラム】今の自分を助けてくれる(かもしれない)「3つの目」

スタッフコラム

おはようございます。井上真花です。

以前、「鳥の目」「虫の目」「魚の目」という話を聞いたことがあります。

「鳥の目」とは、鳥のごとく高い場所から俯瞰して物事を見るということ。「虫の目」とは、虫のごとく目の前のことをしっかり見るということ。 「魚の目」とは、魚のごとく(水の)流れを読む目を持つということ。

この3つの目を意識すれば、あらゆる事柄が多角的にとらえられるようになるとのことでした。

昨日、緊急事態宣言が発令されました。これによって、なにがどう変わるのか。私はどうすればいいのか。わからないことが多く、不安になっている人も多いと思います。私も同じです。

たとえば、仕事のこと。今後の影響を考えたり、別のやり方を模索したりしますが、なにせ初めて経験することですから。五里霧中で、どうしたらいいのかさっぱりわからない。

ふと、怖くなることもあります。そうすると、考えるのが嫌になり、短絡的に1つの結論を出してしまいそうになる。でもそんなことをしても、なにもいいことはありません。かえって後悔することになってしまいそう……。

だから、ここは「ぐっ」と踏みとどまり、3つの目を使って考えてみたい。鳥のごとく高いところから全体像を把握し、虫のごとく重要なポイントについて深く掘り下げていき、魚のごとく今後の動きを読む。

とても難しそうだし、できるかどうかわからないけど、きっとやってみて損はない! これをひとつのチャンスと捉えた思考実験、ご一緒にいかがですか?

井上 真花(いのうえみか)

井上 真花(いのうえみか)

有限会社マイカ代表取締役。PDA博物館の初代館長。長崎県に生まれ、大阪、東京、三重を転々とし、現在は東京都台東区に在住。1994年にHP100LXと出会ったのをきかっけに、フリーライターとして雑誌、書籍などで執筆するようになり、1997年に上京して技術評論社に入社。その後再び独立し、2001年に「マイカ」を設立。主な業務は、一般誌や専門誌、業界紙や新聞、Web媒体などBtoCコンテンツ、および広告やカタログ、導入事例などBtoBコンテンツの制作。プライベートでは、井上円了哲学塾の第一期修了生として「哲学カフェ@神保町」の世話人、2020年以降は「なごテツ」のオンラインカフェの世話人を務める。趣味は考えること。

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