今回は、Zoomミーティングの音声を改善する方法を紹介します。
Zoomを使っていると、少しくぐもっていたり、音が遠かったりして、相手の声がうまく聞き取れないことがあります。自分の声がどんな風に相手に届いているかはわかりませんが、おそらくこちらの音声品質も似たり寄ったりだろうと想像するわけです。
最近よく耳にするのが、「テレカン(=テレビ会議)すると疲れる」という話。疲れる原因はいろいろあるようですが、そのうちの1つが「声がうまく聞き取れない」でした。たしかに、テレビ会議の後の疲れは、ちゃんと聞き取ろうとして神経を集中し続けているように思います。
先日、音響機器メーカーのティアックが「テレワーク支援企画」を実施。なんでも、TASCAMブランドのUSBオーディオインターフェース『MiNiSTUDIO PERSONAL US-32』またはレコーダー/USBマイク『DR-05X』をテレワークを行っている企業に無償で提供してくれるとのこと。
ちょうど音の問題に悩んでいたところだったので、こういったツールに興味があり応募したところ、「DR-05X」が届きました。そこで、今回はこの使い方を紹介します。
「DR-05X」は、AVマニアならおなじみの老舗メーカー「ティアック」が開発したボイスレコーダー。ティアック謹製だから、音質の良さは保証付きです。これを使えば、ミーティングやインタビューの録音はもちろん、動画撮影用のマイクとしても使えるとのこと。当然、パソコンと接続すればUSBマイクにもなるんです。
ということで、早速Zoomで使ってみることにしました。実際のセッティング作業は、以下の通り。さほど難しくないですね。
これで、ZoomでDR-05Xが使用できるようになりました。試しに、Zoomを起動して確認してみましょう。「マイクのテスト」をクリックすれば、ちゃんと入力できているかどうかが確認できます。
実際に、マイカのミーティングで使ってみたところ、「音が非常にはっきりと聞こえる。全く違う」といった評価でした。それ以降、Zoomを使うときにはDR-05Xを使うようにしています。
そのままでも十分クリアですが、話している人の方にDR-05Xを向けたり、角度をつけたりすると、さらなる音質向上が見込める模様。DR-05Xは背面にネジ穴があるので、三脚や雲台に取り付けると、角度や位置が調整しやすくなりますよ。(ちなみにぼくの場合、カメラ用のクリップ雲台を使っています)
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