腕利きの編集者&ライターである堀井塚さんが、間違った日本語の使い方を解説する「重箱の隅」シリーズ。ここに掲載されているのは、実際に堀井塚さんが編集した原稿の中にあった例だそうです。恥ずかしながら、私も同じような使い方をしていた覚えが……。
それでは、今回も選りすぐりの5例をご紹介しましょう! (井上真花)
(1) 議論は「分かれない」だろ( ・´ω・`)
- ×議論が分かれる
- ◯意見が分かれる
- ◯議論の余地がある
(2) 手は「埋まらない」だろ( ・´ω・`)
- ×片手が荷物で埋まっている
- ◯片手が荷物で塞がっている
荷物がドカドカ落ちてきて、どっちかの手が下敷きになったのかと思ったわ。( ・´ω・`)
(3) 「付加価値」は「つかない」だろ( ・´ω・`)
「付加価値を付ける」とか「付加価値を加える」って、かぶってる感が気持ち悪いんだよねぇ。
(4) 墜落事故かよ( ・´ω・`)
「パラシュートで落下」っていうと墜落事故みたいだから、降下にしようぜ。( ・´ω・`)
(5)「もじもじ」と「うずうず」は、微妙に違うだろ(´・д・`)
「早く◯◯したくてもじもじしている」ってあるんだけど、そこは「うずうず」だと思うんだ。(´・д・`)
コメント