テレワークに移行する企業が増えている影響か、自宅マンションのネットワーク速度が日増しに低下しています。その改善のため、先日WiMAXを導入しました。
詳しくは「【はじめてのZoom】マンション契約インターネット回線の速度低下問題を解消」(https://www.office-mica.com/magazine/entry/2020/05/08/201341/)でご紹介している通りです。
このWiMAX、下りの通信速度は数十Mbpsで安定しているのですが、上りは数Mbpsと低速。そのため、Zoomなどの双方向通信が重要な遠隔会議システムの場合、こちらの映像・音声の品質が落ちている可能性があります。
一方、マンションLANは、時間によって下りの通信速度が低下しますが、上りは数十Mbpsと安定しています。映像や音声の送信には、マンションLANを使った方が良さそうです。しかし下りが遅いため、表示される映像や音声の品質は今ひとつ。
下りはWiMAX、上りはマンションLANというように使え分けることができれば問題は解決するのですが、そうもいきません。
そこで、パソコンとタブレットを使ってZoomに接続することにしました。パソコンは、マンションLANに接続し映像・音声を送信する用途として使い、タブレットはWiMAXに接続し、参加者の顔や音声を確認する用途として使います(ハウリングをするのでマイクはミュート。画像を送る必要もないので、ビデオもミュート設定です)。
このように、端末側で用途をわけることで、マンションLANとWiMAXのいいところ取りをしようという算段です。
やってみると、特に問題なくZoomを利用できました。この場合、有償プランでなければ使用時間に制限が出てしまうので、ミーティングの時間はシビアになりますが、効率的にミーティングを行えばなんとかなるでしょう。
ただ、軽微な問題はあります。Zoomのギャラリーに「パソコン」と「タブレット」の二人分を使ってしまうことが気になります。「なぜ秋葉さんが二人いるの?」と気にされる参加者もいるからです。
この解決は、「【はじめてのZoom】 音声のみで参加しているユーザーを非表示にする」(https://www.office-mica.com/magazine/entry/2020/04/17/101517/)を行うことで解決できました。
さてさて、これで快適なZoom環境が構築できたはず……。しばらくテストしてみて、新たな課題がないかチェックしてみようと思います。
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