【旧車生活】Parts & Tools

スタッフコラム

雨降りの週末。チンクを車検に出してしまったので、呆けるほどの手持ち無沙汰。カーシェアリングで事足りる人には信じられないと思いますが、毎日乗らなくても、そばに居ないというだけでやたら寂しく感じます。この感覚を伝えるのは難しいですが、もはやチンクは家族のようなものなのかもしれません。寂しんぼしていても仕方がないので、降ろした車載工具のメンテでもしますか。たまには汚れやサビを取って、油を注してあげないとね。ついでに、増えに増えてしまった道具類と、部品、部材類の把握を兼ねた棚卸しも片付けましょう。

自宅はマンションなので、駐車場はあっても専用ガレージはありません。洒落たガレージにラジオと珈琲メーカーを置いて、そこに鎮座するピカピカのツールキャビネット。クロームの輝きを放つ工具を、さながら手術道具のように並べるのはクルマ弄りの憧れです。

……まあ、そんな夢のガレージはいつか叶えるとして、今は大半のものを部屋のクローゼットの中に仕舞っています。とは言っても夫婦共有の収納場所なので、自分の物だけで占有してしまうわけにはまいりません。夫婦円満こそが楽しい旧車生活存続の鍵。色々と工夫しながら増殖するグッズを仕舞い込むのですが、やはり手前にあるものは把握できても奥のモノは目に付きにくいという有様。どうしても、台所収納で多発する缶詰や乾物の賞味期限切れ事件と同じことが起こりがち。部材は腐りませんが、無駄な二重購入は避けたいところ。在庫を正確に把握しておくことは道具の整備と同じくらい大切です。

家置きのもの:バッテリー充電器、リューター、テスター、タップ&ダイス、デジタルノギス、圧着工具(絶縁被覆付圧着用)ガス式半田ごて、各種端子の予備、熱収縮チューブ、Oリング、グロメット、割りピン。他にも革細工工具や資材など、使用頻度に分けて整理整頓。
車載工具1:フロントトランク収納(長物)
樹脂ヘッドハンマー、パイプレンチやロングラチェット、エクステンションバー、モンキー、
端子用圧着ペンチ、ロックタイト、接点クリーナー、接点復活剤、エポキシ樹脂などを
ぐるぐると巻くタイプの袋に収めて。

車載工具2:助手席シートの下
使用頻度の高いレンチ、ラチェット、ソケット類を工具ケースに入れて

車載保守部品:運転席の下にピッタリ収まります。
いざという時に必要なネジやパーツはこのケースにまとめています。
軽くて小さいのに収納量が高いお気に入り。。
その中身、これだけ入っています。
ジャンプスターター、ハサミ、予備ワイパーアームとブレード、シリコン粘土、デジタルトルクレンチ、トルク単位換算表、電線、ギボシ類、テープ類、各種ネジ、ナット、ワッシャー類、予備ヒューズ、各ランプ、豆球類、スパークプラグ、ICウインカリレー、予備ドアオープナーリング、ウィンドレギュレータリング、差込角6.35mmラチェット&ソケット+ドライバービット、シリコン充填剤、瞬間接着剤、テールランプassy取り付けネジセットなど

載せている工具やパーツの全てが、出先で必要なわけではありません。通常の整備(路上)の時、いちいち部屋に戻るのは手間という理由からセットで積んでいます。このほか、駐車場にはガレージジャッキ、クロスレンチ、ウマ x 2脚、タイヤ止め、グリースガン、スプレー缶類が置いてあります。特に用途毎に違う油脂、ケミカル類のスプレー缶は2個のスタッキングコンテナに分けてしまっているのですが、これが結構な数。何が残り少ないのかしっかり把握しておかないと、空缶ばかりなんてことになりかねません。合わせてしっかりチェックしました。やっぱり整理しておくものですね、無駄に多いのに使わないパーツ、役立ったもの、もう少し足しておかなかいけないものなどがしっかり把握できました。これからも定期的な棚卸しをすることにします。

水瀬 涼介

頭のなかにある景色を言葉にしていく楽しさを真花さんに教わり、 「カタチとして残るもの」へのあこがれを抱いてマイカのメンバーに加わった。趣味は愛する旧車のメンテナンス。 愛車は1971年式のFIAT500-L●これまでの主な仕事 外資系物流業界に長く従事。システム部、キーアカウント、4PLなど社内のあらゆる部署を経験したオールラウンダー。

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