腕利きの編集者&ライターである堀井塚さんが、間違った日本語の使い方を指摘しつつ、正しい日本語を解説する「重箱の隅」シリーズ。ここに掲載されているのは、実際に堀井塚さんが編集した原稿の中にあった例だそうです。恥ずかしながら、私も同じような使い方をしていた覚えが……。
それでは、今回も選りすぐりの5例をご紹介しましょう! (井上真花)
(1) 緊急か応急か ( ´ ▽ ` )
「緊急手当」って、月給の上乗せみたいじゃん? ちょっと嬉しくなっちゃう感じ? 怪我したのなら「応急手当て」。
(2) ティーンエージャー (´・ω・`)
「10代の若い人」ってなぁ、若くない10代がいたら連れてこい!
(3) 「後ろに後退(あとずさ)る」ってさぁ ( ´・ω・`)
「横這いに這っている」って書いた時点で、「おめぇ違和感ないのか」と小一時間説教垂れたい。
(4) 製造するからメーカーなわけで (´・∀・`)
「自動車製造メーカー」ってのをめっけたんだが、これってくどくない? 「自動車メーカー」「自動車製造業者」で十分だよね?
(5) 振り回せるものなら (´・∀・`)
「寿司詰めを振り回したほろ酔いのサラリーマンが」って、振り回せるものなら振り回してみろっての。それはたぶん、寿司の「折り詰め」だから。
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