腕利きの編集者&ライターである堀井塚さんが、間違った日本語の使い方を指摘しつつ、正しい日本語を解説する「重箱の隅」シリーズ。ここに掲載されているのは、実際に堀井塚さんが編集した原稿の中にあった例だそうです。恥ずかしながら、私も同じような使い方をしていた覚えが……。
それでは、今回も選りすぐりの5例をご紹介しましょう! (井上真花)
(1) 「くっきり」と「はっきり」 (´・∀・`)
「くっきり見える」はいいんだけど、「くっきり聞こえる」ってのはいかがなものか。「はっきり聞こえる」に直す。(`・ω・´)
(2) 出発していきなりかよ (・ω・`)
「旅路」とは「旅の道筋、旅の道中」という意味だから「旅路に出発」たら途中に出発しちゃうだろ? そこは「旅路に就く」だ。
(3) 初歩的な変換ミス (´・∀・`)
「この時期に新しいiPhoneが登場するのは、もはや高齢となっている」とか、ぜってぇ笑わせに来てる。
(4) 全然、快適じゃあないんだよね ( ・´ω・`)
「顔認証はとても快適とは言い難い」つーのは、ちょっとは快適って言いたいのか? 「とてもではないが」だろ?
(5) どんだけ「思う」のよ (´・д・`)
「~だと思うので~とは思わない」とか300文字程度のパラグラフに5回も「思う」が出てくるんだから「才能なし」と言わざるを得ない。
次回もつつきまくるよっ
(`・ω・´)ゞ
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