腕利きの編集者＆ライターである堀井塚さんが、間違った日本語の使い方を指摘しつつ、正しい日本語を解説する「重箱の隅」シリーズ。ここに掲載されているのは、実際に堀井塚さんが編集した原稿の中にあった例だそうです。恥ずかしながら、私も同じような使い方をしていた覚えが……。
それでは、今回も選りすぐりの５例をご紹介しましょう！ （井上真花）
(1)そりゃあ発表会だもの ( ･´ω･｀)
「発表会で発表した」が引っ掛かってるんだけど、うまい言い換えが思いつかない。
(2)幽霊なのかな？ (´･∀･｀)
「人と人とが通り抜けられる程度のスペース」って、ぃゃ、無理だろ。「人」は通り抜けられないだろ。せいぜい、すれ違える程度だろ。
(3)「馬」か「反り」か (‘・ω・’)
「馬が合わない」は、「相性が悪い」という意味で使ってるんだろうけど。相性が悪くて仕事に支障が出てるなら「反りが合わない」だ。ちなみに辞書には「馬が合う」は載ってるけど「馬が合わない」は載ってないんだぜ。
(4)帝国に王がいると思ってんのかっ ( ･´ω･｀)
皇帝が治めるのが帝国で、王様なら王国。帝国の王など存在せんっ！
※編集注：ほんとかよと思って調べてみたら、たしかに「銀河帝国」のトップは「皇帝」でした……。
(5)「文字」は「読め」よ…… ( ･´ω･｀)
「文字が見づらい」って、文字は読むもんだろ。それを言うなら「文字が読みづらい」でしょ？
次回もつつきまくるよっ
(`・ω・´)ゞ
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