腕利きの編集者＆ライターである堀井塚さんが、間違った日本語を指摘しつつ、正しい使い方を解説する「重箱の隅」シリーズ。ここに掲載されているのは、実際に堀井塚さんが編集した原稿の中にあった例だそうです。恥ずかしながら、私も同じような使い方をしていた覚えが……。
それでは、今回も選りすぐりの５例をご紹介しましょう！ （井上真花）
(1) 言いたいことはわかるけどさ…… (´・д・｀)
「筋肉隆々」じゃなくて「筋骨隆々」な。
(2) 「天文学的」は「数字」とセットで使おうよ ( ‘・ω・’ )
「天文学的借金」がありなら「量子力学的貯金」もありなのかと。「天文学的」と「数字」でワンセットだから。それを言うなら「彼の借金額は天文学的数字だ」だろ。
(3) 「降ってくる」と「降り掛かる」じゃあ大違い (´･∀･｀)
自分にも害が及ぶときは、「火の粉が降ってくる」じゃあなくて「降り掛かる」だから。
(4) 食欲はどこにいったのよ？ ( •́ㅿ•̀ )
「新鮮な海の幸を前にして食事が進んだ」って、それ当たり前じゃね？ ホントは「食」が進んだんじゃね？
(5) 「前半」と「中盤」ってさぁ…… ( ･´ω･｀)
「プレゼンの前半では～し、中盤からは～した」って、組み合わせおかしいと思わないの？ 「前半」→「後半」で、「序盤」→「中盤」→「終盤」だろうがよ。
次回もつつきまくるよっ
(`・ω・´)ゞ
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