【はじめてのZoom】家庭内テレカン戦争が勃発したときはヘッドセットを活用しよう

レビュー&コラム

今回は、家庭内でテレカンが重なったときに試した方法を紹介します。

テレワークを始めてから、半年が経ちました。最近では、打合せや取材を遠隔会議システムで行うのが当たり前になっています。

「これからテレカン大丈夫ですか」と気軽に始められるのはいいのですが、困るのは同居人とテレカンの時間がかぶってしまったとき。

別々の部屋でテレカンを実施できればいいのですが、その場所もないため、ベランダで参加することも……。

この問題を解決するために、ヘッドセットを試してみました。

今回は使ったのは、Boseの「QuietConfort 25」(QC25)。密閉型のノイズキャンセリングヘッドホンで、移動中に音楽を聴く目的でよく使っています。ノイズキャンセリング機能が強力で、新幹線の「ゴーッ」というノイズがかなり軽減されるので、非常に気に入っています。

このQC25には、通話用のマイクが付いています。そのため、Web会議システムのヘッドセットとして使うことも可能。これを使えば、テレカンが重なっても相手の音が気にならず集中することができるのではないか?と思ったのです。

そこで、実際に試してみました。QC25は有線接続なので、パソコンの音声出力に接続して使います。スピーカーとマイクの設定をテストして問題がなければ、そのままテレカンに参加。

実際に試して見たところ、相手の音声がよく聞こえるようになり、会話もスムーズになりました。同時にテレカンをしていた同居人の音は全く気になりません。密閉型+ノイズキャンセリング機能の効果がでているのかもしれません。

相手の声が聞き取りやすくなるせいか、「テレカン疲れ」も軽減されたように思いました。これからは、このヘッドセットを使ってテレカンに参加することにします。

ただ、ひとつ気になるのは、マイクの性能。精度や指向性などにもよりますが、同居人のテレカンの音を拾ってしまう可能性があります。

これを解決するには、マイクを工夫する必要があります。たとえば、マイクを外付けにしたり、指向性の高いマイクを搭載したヘッドセットを使ったり。ゲーミング用のヘッドセットの中には指向性の高いマイクを搭載したモデルもあるので、テレカン用にゲーミングヘッドセットを使ってみるのもアリかな?

とりあえず、同居人とテレカンが同時に重なってしまった場合には、ヘッドセットを工夫するとだいぶマシになると思います。お試しあれ!

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秋葉 けんた

秋葉 けんた

IT系のライティングを担当。 書籍、雑誌、業界誌やWebコンテンツなど、コンシューマからB2Bまで幅広く執筆。また、広告やカタログ、導入事例といった営業支援ツールの制作にも携わる。年間におよそ200件の原稿を執筆。●これまでの主な仕事 PC/周辺機器(CPU/DVD・BD・HD DVD/LCD/プリンタなど)、基幹システム(CRM/ERP/SFA/SOA/帳票など)、ストレージ(SAN/NAS/LTO/SASなど)、セキュリティ(BIOS/UTM/情報漏えい対策/デザスタリカバリ/内部統制・コンプライアンス/ネットワークセキュリティ/メールセキュリティなど)、ネットワーク(KVMスイッチ/グループウェア/サーバ/資産管理/シンクライアント/ホスティングなど)、その他(.NET/BI/カタログ/各種戦略/導入事例/パートナー取材など)…ほか、多数執筆。●連絡先 メール:kenta@office-mica.com

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