腕利きの編集者&ライターである堀井塚さんが、間違った日本語を指摘しつつ、正しい使い方を解説する「重箱の隅」シリーズ。ここに掲載されているのは、実際に堀井塚さんが編集した原稿の中にあった例だそうです。恥ずかしながら、私も同じような使い方をしていた覚えが……。
それでは、今回も選りすぐりの5例をご紹介しましょう! (井上真花)
(1) めんどくせぇよ (´・д・`)
「専門的な用語を避ける」って、「専門用語を避ける」でいいんじゃん?
(2) 「注目」の使い方は意外に難しい ( ・´ω・`)
「製作段階から大きな注目を集めていたシリーズの最新作」って、「注目」に大きいとか小さいとかあるん? そもそも注目って 「集める」んじゃあなくて「浴びる」んじゃあないの?
(3) 「措置をとる」の意味なら「手を打つ」だろ (´・∀・`)
「梃入れ策を打つ」は「梃入れする」でいいんじゃないかと思うんだ。「策を打つ」ってのも違和感があって、「策を講じる」「策を施す」くらいじゃないかと。
(4) 腰砕け感あるよな ( •́ㅿ•̀ )
「必ずや実現すると思います」……「必ずや」って言ってんだから、そこは言い切ろうよ。「必ずや実現してご覧に入れます」とかさ。
(5) 全身なのか顔なのか (・ω・`)
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