【はじめてのZoom】マイク性能が高いヘッドセットで通話品質を向上

レビュー&コラム

Web会議システムで多発するのが、ノイズや音が聞き取れない、途切れるなどの「音」に関するトラブル。テレカンを中断するほどではありませんが、参加者のストレス源になりかねません。

音声品質は、「マイク」や「スピーカー」「ヘッドホン」といったデバイスによって大きく変わります。テレカンで「音が聞き取りにくい」と言われたら、こういったデバイスを変えてみてはいかがでしょうか。

ぼくはこれまで、TASCAMのDR-05Xをマイクにしてみたり、G-TUNEブランドのゲーミングヘッドセットなどを試してきました。いずれもそれなりに効果はありましたが、知人から「H600ワイヤレスヘッドセット」(ロジクール)の話を聞き、試してみることにしました。

「H600ワイヤレスヘッドセット」は、ノイズキャンセリングマイクを搭載しています。雑音が少ないクリアな音声というだけでも心が動きますが、もう1点魅力的だったのは「ワイヤレス」であるという点。

これまでぼくは有線にこだわってきましたが、ケーブルの長さによっては作業の邪魔になったり、ケーブルが短くて動きが取りにくくなったりします。その点ワイヤレスであれば、ケーブルが邪魔になることはありません。

ただワイヤレスの場合、バッテリーの充電をきちんとしておかないと、テレカン中に使えなくなるというリスクがあります。そこで少し調べてみたところ、「H600ワイヤレスヘッドセット」はUSBケーブルで充電中でも会話できるとのこと。これで迷いはなくなり、購入ボタンをポチッと押しました。

実際に使ってみたところ、自由に移動できる上、装着感がとてもよいので、長時間使っていても全くストレスがありません。そこで、音声品質も試してみることにしました。Zoomミーティングを開き、いくつかのマイクを使って声を出してみたところ、相手から「H600がダントツ聞きやすい」という太鼓判を押されました。

細かい機能も優れていて、イヤーカップに配置されているボタンで電源のオン/オフや音量を調整できる上、ミュートボタンがついているのでこっそりマイクをオフにすることも可能です(もちろんZoomにもミュート機能はありますが、なんとなくミュートにしづらいテレカンもありますよね。そんなとき、このボタンが役に立ちそうです)。

テレカンに参加していないときは、これで音楽を聴くこともできます。長時間装着していても耳が痛くならないのがありがたいですね。ただ、音漏れはあるので、隣に誰かがいるときは密閉型に変えたほうがいいかもしれません。

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秋葉 けんた

秋葉 けんた

IT系のライティングを担当。 書籍、雑誌、業界誌やWebコンテンツなど、コンシューマからB2Bまで幅広く執筆。また、広告やカタログ、導入事例といった営業支援ツールの制作にも携わる。年間におよそ200件の原稿を執筆。●これまでの主な仕事 PC/周辺機器(CPU/DVD・BD・HD DVD/LCD/プリンタなど)、基幹システム(CRM/ERP/SFA/SOA/帳票など)、ストレージ(SAN/NAS/LTO/SASなど)、セキュリティ(BIOS/UTM/情報漏えい対策/デザスタリカバリ/内部統制・コンプライアンス/ネットワークセキュリティ/メールセキュリティなど)、ネットワーク(KVMスイッチ/グループウェア/サーバ/資産管理/シンクライアント/ホスティングなど)、その他(.NET/BI/カタログ/各種戦略/導入事例/パートナー取材など)…ほか、多数執筆。●連絡先 メール:kenta@office-mica.com

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