【スマートウォッチ】Fitbit Senseがやってきた!

スタッフコラム

先日、スマートウォッチ「Fitbit Sense」を購入しました。

スマートウォッチとは、腕時計型のウェアラブル端末のこと。普通の腕時計のように時間を確認できるほか、スマートフォンに電話やメールの着信があったときに通知したり、歩数や心拍数を計測したり、ものによっては電子マネー決済端末として使ったりすることができます。アップルの「Apple Watch」は有名ですが、そのほかにもガーミンやソニー、サムスン、Fitbitなどもスマートウォッチを出しています。

なかでもFitbitは、とくに健康管理とサポートを重視していて、心拍数の計測や、睡眠ログの分析、エクササイズ支援などの機能が充実しています。もともとあまり身体が強くない私は、ずっと「Fitbit Inspire HR」というスマートウォッチを使って自分のバイタルデータを収集し、その分析結果を参考にしながら「今週はもう少し運動しよう」「夜は早く寝るようにしよう」と調整することで健康を維持していました。

ところが、最新機種である「Fitbit Sense」は、さらに先進的な健康管理機能を備えているとのこと。それを聞いて試してみたくなり、思わずAmazonで注文してしまいました。翌日には製品が届き、その夜から運用していますが、想像以上に優れものでビックリしたので、今回はそのお話をします。

「Fitbit Sense」が発売されたとき、ネットで話題になったのが、新型コロナ感染で注目されている「血中酸素濃度」および「体温」の測定機能です。しかし、実はこれ、そのものズバリの数値が表示されるわけではなく、日頃の平均値を見ながら変化があったら知らせるという程度のもの。Fitbit社も「これらの機能は医療診断を目的としたものではない」と注意を促しています。

とはいえ、なにか変化があったときに通知で教えてもらえるのだから、そのタイミングで自分の体調に注意の目が向くという意味での効果があるのでは、と個人的には考えています。

それよりもっと注目すべきは、この記事にも書かれている「ストレスレベルを計るEDAスキャン」という機能。これが結構すごい! 私も最初は、「ストレスを数値化するなんて眉唾もの」と思っていました。しかし実際に試してみると、「某社からのメールを読んでイライラしている」自分を数値で確認することができました(笑)。

お楽しみは、それだけではありません。ほかにも、いろんなアプリが追加できたり、ショートカットキーによく使う機能を割り当てられたりと、かつてPDA(personal degital assistant=携帯情報端末)が好きだった人が思わずワクワクしてしまうようなカスタマイズが豊富に用意されておりまして……おかげで私、しばらく楽しく過ごせそうです。

井上 真花(いのうえみか)

井上 真花(いのうえみか)

有限会社マイカ代表取締役。PDA博物館の初代館長。長崎県に生まれ、大阪、東京、三重を転々とし、現在は東京都台東区に在住。1994年にHP100LXと出会ったのをきかっけに、フリーライターとして雑誌、書籍などで執筆するようになり、1997年に上京して技術評論社に入社。その後再び独立し、2001年に「マイカ」を設立。主な業務は、一般誌や専門誌、業界紙や新聞、Web媒体などBtoCコンテンツ、および広告やカタログ、導入事例などBtoBコンテンツの制作。プライベートでは、井上円了哲学塾の第一期修了生として「哲学カフェ@神保町」の世話人、2020年以降は「なごテツ」のオンラインカフェの世話人を務める。趣味は考えること。

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