日経新聞「買い物上手」で最新スリープテックをレビュー

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日経新聞「プラスワン」の「買い物上手」、月に一度だけ執筆を担当しています。今回は「スリープテック」というテーマで3製品と1アプリを比較しました。それぞれ、実際に測った睡眠スコア付き。

私、とても自分の睡眠が気になるんですよ。きっと少し健康オタクなんだと思います。朝おきて「あーよく寝た!」と思えばいいのに、「本当によく寝たのかな?」とちょっと気になったりして。だからいつも、この記事で紹介しているFitbit Senseで睡眠ログを記録していて、毎朝確認しています。結論からいえば、だいたいよく眠れているようです。

で、今回この記事を書くにあたり、3製品1アプリを同時に使って測ってみたりしたのですが、だいたい同じような結果が出て驚きました。当たり前っちゃ当たり前なんだけど、実はもっと適当なものなのかな?と思っていた節もあり……たいへん失礼しました、とメーカーの方に謝りたいです。

使っていて一番気に入ったのは、Withingsのパッドです。ただ布団の下に敷くだけで、ほかになにもしなくても自動で記録されるので便利なんですよね。実際、スマートウォッチを腕につけて寝るのってちょっと気になるし。その点、パッドを敷いて寝るだけなら違和感ゼロ。気持ちよく眠れます。

そういった意味では、ヘッドバンドはちょっとしんどいかなと思いました。正直、最初に試した晩は、頭が気になってよく眠れませんでした。フィリップスさんもいろいろ工夫をしていて、前の製品よりかなりよくなってはいるようですが、もうちょっと気にならないと嬉しいかなと。実は一番スリープテックに踏み込んで研究しているのがフィリップスさんだという気がするので、私としては今後の製品に期待したいです。

井上 真花(いのうえみか)

井上 真花(いのうえみか)

有限会社マイカ代表取締役。PDA博物館の初代館長。長崎県に生まれ、大阪、東京、三重を転々とし、現在は東京都台東区に在住。1994年にHP100LXと出会ったのをきかっけに、フリーライターとして雑誌、書籍などで執筆するようになり、1997年に上京して技術評論社に入社。その後再び独立し、2001年に「マイカ」を設立。主な業務は、一般誌や専門誌、業界紙や新聞、Web媒体などBtoCコンテンツ、および広告やカタログ、導入事例などBtoBコンテンツの制作。プライベートでは、井上円了哲学塾の第一期修了生として「哲学カフェ@神保町」の世話人、2020年以降は「なごテツ」のオンラインカフェの世話人を務める。趣味は考えること。

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