以前、こんな記事を書いたことがあります。
この記事のなかで特に話題になったのが、このイラスト解説でした。
この図が表しているのは、「水の比重は1だが、人の比重は0.98。つまり体の2%は必ず浮く。この2%を鼻と口にすれば息ができるが、助けを求めて手を上げてしまうと、その手が2%になり、鼻と口は水没してしまう」ということ。
この2%をもっと増やすためにできるのが、浮き具を使うという方法。
この記事によると、
万が一逃げ遅れてもう後がない時、緊急浮き具を使った救助の待ち方について説明します。浸水の中で浮くことになったら使う最終手段です。(中略)緊急浮き具には厚手のジャケットをそのまま着る方法、リュックサックの中に着替えやタオルをたくさん入れる方法とがあります。この2つを組み合わせるとさらに水に浮くことができます。
https://news.yahoo.co.jp/byline/saitohidetoshi/20210814-00253162
とのこと。そうすると、このように洪水のなかでも浮きながら助けを待つことができます。
今朝、NHKニュース番組で、水難学会の方がインタビューを受けていました。そのときのお話によると「背中にもリュックを背負っておけば、立った状態で浮いていられるから、回りの状況が確認できてより安心」とのこと。さらに「防水スマホがあれば、それを携帯しておくとより安心。119番に通報できるし、自分の位置をGPSで送ることができる」とのことでした。
マスクについても注意を喚起しています。曰く「溺れたら真っ先にマスクを外すことが大事。マスクが濡れると呼吸できなくなる」。これも、今だからこそ強調しておきたい大事なポイントですね。
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