Apple製品を返品する際に必要なものとは

スタッフコラム

実は、ずっと前からiPad Proの12.9インチを狙っていたんです。しかしM1 iMacを買ってもらったばかりだったので、なかなか言い出せずにいました。

ところが思わぬ臨時収入があり、夫から「買っておけば?」と勧められたので、お言葉に甘えてApple Storeで注文。ついでにApple PencilとMagic Keyboardも購入しました。本体16万5800円、Apple Pencilが1万5950円、Magic Keyboardが4万1580円。合計22万3330円ですから、もう正気の沙汰ではありません……ホントごめんなさい。

数日後、届いたiPad ProにMagic Keyboardを取り付けようとしたところ、なぜかうまくいきません。おかしいなあ、やり方が違うのかなと苦心していると、それを見た夫が「あれ、サイズが違うんじゃない?」。

「いや、そんなはずは。私は確かに12.9インチで注文したんだから」とApple Storeの注文履歴を確認したところ、そこには「11インチ」という文字が……あああ、私としたことが。サイズを間違ってオーダーしてしまったようです。

自分の愚かさにしばし落ち込みましたが、すぐに気を取り直してApple Storeの返品について調べてみたところ、到着後2週間以内であれば返品可能とのこと。そこで早速、返品をオーダー。すると「返品依頼受付のお知らせ」というタイトルのメールが届きました。

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このあと「1営業日以内にもう1通メールが届く」と書かれていますが、翌々日になってもメールが届きません。しびれを切らしてApple Storeの「返品・返金」ページにアクセスし、返品方法を調べてみたら、こう書かれていました。

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「なるほど。製品を包装し、返品番号と一緒に宅配業者(ヤマト運輸)に持って行けば返品できるのね」と理解し、最寄りのヤマト運輸店に持ち込んだところ、「予約番号と予約パスワードがなければ返品できない」と言われました。

ということは、やっぱりもう1通メールが来るはず。そこでもう少し待ってみましたが、やはり届きません。そこで、Apple Storeのチャットで返品について問い合わせてみたところ、「コンタクトセンター(0120-993-993)に電話して相談して」と案内されたので、電話をかけてみました。

担当の女性にもう一度始めから説明したところ、「なるほど、2通目のメールが届いていないのですね。実はここ数日、Appleのシステム不調でメールが届かないというトラブルがあって、お客様の場合もそうだったのかもしれません」とのこと。

「私がもう一度、お客様の名前で返品をかけます。そうすると、改めて1通目のメールが届き、そのあと2通目のメールが届きます。そこに予約番号と予約パスワードが書かれているので、それを持ってヤマト運輸さんのところにいってきてください」という説明を受け、電話を切って待っていたら、メールが2通届き、2通目には予約番号と予約パスワードが書かれていました。ブラボー!

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なんのことはない。2通目のメールに必要な情報がしっかり書かれていたんですね。で、今回は不運なトラブルがあり、私にそのメールが届かなかったということなのでしょう。

ということで、改めて予約番号と予約パスワード、返品番号という3つの数字をメモし、再度ヤマト運輸に持ち込んだところ、「これなら大丈夫です」と引き受けてもらうことができました。バンザイ!

返品の目処が立ったので、改めて12.9インチ用のMagic Keyboardを購入。今度はぴたりときれいに収まりました。

今回、Apple Storeからのメールがうまく届かなかったことが原因で返品に手間どりましたが、そこさえスムーズに進めば、返品作業自体はとても簡単だったはず。なにより驚いたのは、返品の理由さえ尋ねられないということ。

電話で相談する際に「間違えてサイズ違いを注文してしまったので」と伝えましたが、本当はそんな説明も不要とのこと。どんな理由でも返品できる上、送料もApple払いだなんて、どこまで太っ腹なんでしょう、Appleさん。

井上 真花(いのうえみか)

井上 真花(いのうえみか)

有限会社マイカ代表取締役。PDA博物館の初代館長。長崎県に生まれ、大阪、東京、三重を転々とし、現在は東京都台東区に在住。1994年にHP100LXと出会ったのをきかっけに、フリーライターとして雑誌、書籍などで執筆するようになり、1997年に上京して技術評論社に入社。その後再び独立し、2001年に「マイカ」を設立。主な業務は、一般誌や専門誌、業界紙や新聞、Web媒体などBtoCコンテンツ、および広告やカタログ、導入事例などBtoBコンテンツの制作。プライベートでは、井上円了哲学塾の第一期修了生として「哲学カフェ@神保町」の世話人、2020年以降は「なごテツ」のオンラインカフェの世話人を務める。趣味は考えること。

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