名古屋出張が決まったので、ハスラーで行ってきました。取材の前に少し時間があったので、「熱田神宮」(名古屋市熱田区神宮1丁目1番1号)にお詣りすることに。熱田神宮は、三種の神器「草薙神剣」が奉られている神社です。古代史が大好きな秋葉は、三種の神器と聞いただけで大興奮! これは絶対、行っておかなければなりません。
草薙神剣は、素戔嗚尊(すさのおのみこと)が八岐大蛇(やまたのおろち)を退治して得た剣として知られています。熱田神宮は草薙の剣を御霊代として寄せられた天照大神を主祭神とし、天照大神、素盞嗚尊、日本武尊(やまとたけるのみこと)、宮簀媛命(みやすひめのみこと)、建稲種命(たけいなたねのみこと)を相殿神としてお祀りしています。
なお、素戔嗚尊は、天照大神の弟、日本武尊は日本各地を平定した神、宮簀媛命は日本武尊の妃、建稲種命は日本武尊に従い尾張地方繁栄の礎を築いた神とされています。 (出典:https://www.atsutajingu.or.jp/jingu/about/gosaijin.html)
ということで、熱田神宮に向かいました。場所は名古屋中心部からほど近く、境内の広さは約6万坪。樹齢千年を超える大木や、花が咲いても実のならない「ならずの梅」、弘法大師が植えたといわれている「大楠」などがあります。とても古い森が街の真ん中に突然あるといった印象です。ゆっくり歩くと1〜2時間ぐらいかかります。
境内には黄金色に輝く鶏がいて、とてもいい声で鳴いていました。一見したところ、只者ではない雰囲気だったのでちょっと調べてみたところ、天照大神が天岩戸に隠れてしまったときにこの鶏(長鳴鳥)の声を聞かせたとか……。それ以来、鶏は神の使いとして大切にされているそうです。
6000点を超える収蔵品が展示されている宝物館では、多くの名刀を見ることができます。毎月、展示される内容はかわるそうなので、お目当ての宝物がある人は足繁く通うのがオススメです。
ただ、タイミングには気をつけたほうがいいと思います。今回お邪魔したのが11月だったので、七五三詣りに来ている方が多く、数百台が止められる無料駐車場も待ち時間が発生。近くに有料駐車場があるのでことなきを得ましたが、もし可能であれば、七五三の時期は避けた方が良さそうです。
秋葉は今年から御朱印を集めることに決めたので、あらかじめ御朱印を授かる場所をチェックしておきました。熱田神宮では3つの御朱印を授かることができます (熱田神宮本宮近くの授与所と、上知我麻神社社務所の2箇所で御朱印を授かることができます)。
・熱田神宮本宮
・別宮 八剣宮
・摂社 上知我麻神社
現地では、熱田神宮オリジナルの御朱印帳と御朱印帳袋が購入できます。緑色でシンプルな御朱印帳と御朱印帳袋です。シックな御朱印帳や御朱印帳袋が欲しいという人にはおすすめです。
都心の中にある太古の森といった印象の熱田神宮ですが、見所は満載でした。名古屋に行く機会があったら、ぜひ立ち寄ってみてください。
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