三重の出張が決まったので、ハスラーで行ってきました。出張先は津の近くでしたが、せっかく三重まで来たので伊勢観光をすることに。
最初にお参りしたのが「二見興玉神社」(三重県伊勢市二見町江575)です。ここは「夫婦岩」で有名な神社で、ご祭神は猿田彦大神(サルタヒコノオオカミ)、宇迦御魂大神(ウガノミタマノオオカミ)。
猿田彦大神は、古事記や日本書紀など日本神話に登場する神様で、「おみちびき」の大神として知られています。道祖神として奉られることも多いとのこと。
宇迦御魂大神も日本神話に登場する女神で、五穀豊穣の神様です。調べてみると「ウカ」は、「食べる」「穀物」と同じ意味のようで、食物を司っている神様とのことです。名前の由来も調べてみると面白いことが色々分かりそうですね。
二見興玉神社は、伊勢の市外から少し離れた海沿いにあります。入り口が狭く、少しわかりにくかったのですが、ナビの言うとおりに運転してなんとかたどり着きました。
二見興玉神社に入ると、あちらこちらに「カエル」の石像がありました。かわいらしいカエルから大きく迫力のあるカエルまで、さまざまなカエルの姿を眺めながら奥に進んでいきます。
二見興玉神社には、「天の岩屋」という岩窟があります。ここは宇迦御魂大神を奉った三宮神社の遺跡とのこと。さらに、天照大神がお隠れになった天の岩屋としても伝えられています。(出典:https://futamiokitamajinja.or.jp/about/)
拝殿を越えると夫婦岩が現れます。海の中にいくつか岩がありますが、特に目立つ大きい岩と、少し小さめの岩に、しめ縄が渡されていました。この地に着くまでは、なぜこの二つの岩が夫婦と見なされたのかわからなかったのですが、現地で実物を見ると妙に納得してしまいます。日本人は、昔からこういった自然の中に神様の存在を感じていたんですね。
5月〜7月であれば、夫婦岩から朝日が昇る様子も確認できるとのこと。夏至の日には神事も執り行われるので、タイミングが合えば行ってみたいですね。
御朱印帳は、社務所で授かることができます。夫婦岩から月が昇る御朱印帳と、日が昇る御朱印帳があります。僕は日が昇るほうを買いました。
伊勢神宮を参拝するとき、この御朱印帳に御朱印を集めていこうと思います。
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