日経新聞「買い物上手」でポータブル電源をレビュー

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日経新聞「プラスワン」の「買い物上手」を執筆しました。テーマは、個人的に非常に興味がある「ポータブル電源」です。車中泊ユーザーという視点でチェックしましたが、災害時の備えとしてもチェックしておきたいアイテムです。

今回試したのは「EcoFlow RIVER Pro」と「Jackeryポータブル電源 1500 PTB152」と「Anker PowerHouse100」という、かなり特徴的な3製品。それぞれどういった目的に合うものなのかを紹介してみました。

「EcoFlow RIVER Pro」は、実際にわが家で使っているポータブル電源。容量は 720Wh とミドルクラスですが、もし足りなければ、後から容量を追加することができます。定格出力は600Wとしながらも、独自技術によって最大1200Wまでの家電に対応しているため、湯沸かしポットやIHヒーターも使えます。本体サイズも重さもさほど大きくないので、車に乗せたり降ろしたりするときも困りません。

「Jackeryポータブル電源 1500 PTB152」の最大の魅力は1534Whという大容量と、1800Wという出力。これだけあれば、ほぼなんでも使えますし、安心して長時間使えます。寒い時期、電気毛布やヒーターなどを残量を気にせずに使える安心感はなにものにも代えがたいですね。しかし、本体サイズが大きくて重いというデメリット面も。車に設置したまま、普段はソーラーパネルで充電するという使い方でしたらよいかもしれません。個人的には、本体にライトがついていないところが少し残念でした。

「Anker PowerHouse100」は、モバイルバッテリーのように小さくて持ち運びに便利なポータブル電源。カバンに入れて携帯できます。本体にライトがついているので、いざというときは懐中電灯代わりになるのも嬉しいポイント。災害時の備えとして、ひとつ持っておきたい製品です。ただし容量は97.2Whと小さいので、スマートフォンやノートPCの充電用として使うことになりそうです。

井上 真花(いのうえみか)

井上 真花(いのうえみか)

有限会社マイカ代表取締役。PDA博物館の初代館長。長崎県に生まれ、大阪、東京、三重を転々とし、現在は東京都台東区に在住。1994年にHP100LXと出会ったのをきかっけに、フリーライターとして雑誌、書籍などで執筆するようになり、1997年に上京して技術評論社に入社。その後再び独立し、2001年に「マイカ」を設立。主な業務は、一般誌や専門誌、業界紙や新聞、Web媒体などBtoCコンテンツ、および広告やカタログ、導入事例などBtoBコンテンツの制作。プライベートでは、井上円了哲学塾の第一期修了生として「哲学カフェ@神保町」の世話人、2020年以降は「なごテツ」のオンラインカフェの世話人を務める。趣味は考えること。

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