ギネスに登録されている巨大ブロンズ像「牛久大仏」

スタッフコラム

昨年秋にハスラーを入手して以来、車で移動する機会が増えました。西に向かって高速を走っていると、パッと視界が開けて富士山が姿を現すことがあります。富士山を見るたびに、私はその大きさに圧倒され、畏怖の念と同時に妙な高揚感を味わいます。これがとても心地良く、しばらくするとまた見に行きたくなってしまうのです。

ところで、みなさんは牛久大仏をご存じですか。茨城県牛久にあるとても大きな大仏で、なんと全高120メートル! この数字だけ見てもピンとこないかもしれませんが、自由の女神3体分の高さというと、どうでしょうか。立像としては世界で6番目、ブロンズ立像としては世界一高い大仏としてギネスに登録されているとのこと。

どうしてもその大きさを身をもって体験したくなった私は、先週土曜日にハスラーに飛び乗り、高速道路で東に向いました。茨城県に入った頃、助手席でナビを見ながら「多分あちらの方向に……」と目をあげると、そこには我が目を疑うほど大きな仏の姿が!

さすがに高さは富士山に及びませんが、富士山が自然が生み出したものであるのに対し、こちらは人工建築物(?)です。そう考えると、富士山とは違った種類の畏敬の念&高揚感が胸の中に広がり、思わず「ありがたいなあ」と両手をあわせたくなりました。

牛久大仏は、外から眺めるだけでなく、大仏の中に入ることもできます。なかにはエレベーターがあり、「大仏5階にまいります」と言われたときはビックリしました。大仏5階は、ちょうど胸のあたり。写真では胸のあたりに3本のスリットが見えますが、ここから外の景色を眺めることができます。高所恐怖症の私は、怖くてあまり見ていられませんでしたが……。

今回の経験で「大きいものを見る」楽しみを覚えたので、次は仙台にある「仙台大観音」を見に行ってみようと思います。ネットの情報によると全高100メートルとのこと。どのあたりの距離から見えるのかということも調査してきます!

井上 真花(いのうえみか)

井上 真花(いのうえみか)

有限会社マイカ代表取締役。PDA博物館の初代館長。長崎県に生まれ、大阪、東京、三重を転々とし、現在は東京都台東区に在住。1994年にHP100LXと出会ったのをきかっけに、フリーライターとして雑誌、書籍などで執筆するようになり、1997年に上京して技術評論社に入社。その後再び独立し、2001年に「マイカ」を設立。主な業務は、一般誌や専門誌、業界紙や新聞、Web媒体などBtoCコンテンツ、および広告やカタログ、導入事例などBtoBコンテンツの制作。プライベートでは、井上円了哲学塾の第一期修了生として「哲学カフェ@神保町」の世話人、2020年以降は「なごテツ」のオンラインカフェの世話人を務める。趣味は考えること。

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